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有福温泉

  有福温泉はこぢんまりとしていますがまとまった温泉街を持ち、古い歴史を保ちながら風情もある外湯巡りができる温泉です。島根県の西方端に位置し、浜田インターより県道50号で東進した場所にあります。斜面に張り付くように存在する温泉街には階段が多く、関東で言えば伊香保温泉にそっくりです。有福温泉のシンボルたる有名な御前湯に夏場たどり着くには若干の苦労を要することになるでしょうが、3つの共同湯、江戸期の木造建築物がそのまま現在も旅館として生きている三階旅館(本当に木造三階建てです)など温泉街として魅力が多いです。ただ、平成15年現在管理が自治体に移り温泉入浴料金が300円中心になってしまったのは少し痛いです。

         温泉街の風景。階段を上がり続けます。夏にはちょっと大変かも・・・・・。
御前湯    言わずとしれた有福を代表する共同湯。数々のメディアに露出しているが、この共同湯の外観を見て心を動かされない温泉ファンは少ないでしょう。湯は癖のないものですが、熱めです。
さつき湯 Pから一番近いお手軽共同湯。
やよい湯    当研究所一押し。無人のお賽銭式共同湯。その湯は御前湯などと別源泉で硫化水素臭が香るぬるぬるも強い適温の温泉で、夏場でも長湯を楽しむことができます。また、別府以外では珍しい堀込み式の半地下(全地下?)浴室で小さな湯船までかなりの階段を下りていくことになります。
      
7時〜21時半。300円。(料金は3軒共通)
      極上お勧め。


御前湯
  まるで伊香保に来たかのような石段街からはじまります。
  この温泉の歴史は西暦650年ころといいますから、奈良時代に入る前、聖徳太子が活躍した時代から少し移行して、大化改新頃ということになります。
 歴史が裏うつ掲示。
  泉温の割には、暖まりが持続するほかほか湯です。

  下:御前湯を一段下の段から見上げたところ。
  御前湯。まるで北海道開拓時代の明治時代の赤煉瓦の建物然とした歴史を感じる佇まいです。   下:反対側から。石段はそれぞれの段に奥行きが無く、建物を正面から眺める画というものは撮影が出来ません。
  一歩中に入るとまるで昭和の鉄道改札のような番台さんがあります。(有人)
  青色が美しい湯舟。しかし、この美しい湯舟を旨く切り取れるアングルが無く、台無しになってしまいました。   本当になぜか全景が撮れないし、だめなんですよね。


さつき湯
  実は未湯です。Pから一番近く、最後に入ろうと思っていたのですが、御前湯とさつき湯でおなか一杯になってしまいました。 今思うともったいないことをしました。


やよい湯
  さつき湯は温泉街の中心を走る石段から外れた方向に進んだ果てにあります。やがて画像上のような細い道を降りた先にまるでジモのように佇んでいます。   下:ご覧のように建物全体が地下に向かって掘り下げて作られており、湯舟のある場所は洗い場でさえも相当な低さにあります。
  上:入り口は車道ではなく歩道に面しており、正しく当研究所のストライクゾ〜ンど真ん中の存在です。
  左:無人の番台。
  下:1741年というと立派に古いのですが。ここでは御前湯の650年ころというのがあり、感覚が麻痺します。
  ご覧のように泉温が異なっており、別源泉の自家源泉浴場だとわかります。

  下:この塩ビ管。正しく掛け流し共同湯の一つの理想型です。
  柔らかい卵臭の湯。九州の方は熊本の奴留湯を思い出してください。   入り口から10段以上の階段を下りてココまで来ます。浴室と洗い場はとても狭く、つるつる滑ります。
  このおとうさんとずっと一緒でした。このおとうさんのお話だとこの源泉は体に大変効き、とにかく調子が良くなるということでした。   体に負担の掛からない湯なので、1〜2時間居たような気がします。

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