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塚野温泉
  塚野温泉は塚野鉱泉とも呼ばれ、大変効能のある霊験あらたかな「冷鉱泉炭酸泉」を加熱して供している共同湯がある温泉地です。場所は大分市の郊外付近で、国道210号で湯布院方面に向かい、途中国道442号とぶつかったら左折、廻栖野の集落を目指します。国道442号沿いにはわかりやすい看板が出ますので、後は案内通りです。
  この温泉は大分市内では唯一の湯治温泉地であり、公衆浴場ではなく共同湯と呼んでいい場所だと思います。某国営放送にも取り上げられたこの温泉の源泉は大変霊験あらたかで、正に霊泉と呼ぶにふさわしい威厳を持っています。その湯は舌が痛くなるほどの甘塩炭酸泉で、口に含んだ時にはお菓子の「ホールズ」や「フリスク」をなめた時にそっくりです。
  共同湯の施設は温泉街の旅館などが共同で管理しており、基本的に旅館に内湯は無いそうです。これは長野県の「霊泉寺温泉」や山口県の「俵山温泉」、青森県の「温湯温泉」などに今も残る、本当の共同湯文化を残した温泉地であると言えます。受け売りですが、元来温泉地の共同湯とは、例え草津温泉などの現代の名湯といえる温泉地であっても、各宿泊施設内に内湯は無く、宿泊された方は皆共同湯へ入浴しに行ったというのが本当の姿なのだそうです。(温泉街や温泉地にない、当研究所が最も好む「隠し湯」の場合はまた歩んだ歴史が違うと思いますが)。そうした意味でもこの「塚野温泉」は大分市で大変貴重な場所だと思います。また、大分市内では数少ない早朝から入浴可能な施設でもあります。


  早朝の温泉街。この共同湯はお賽銭式ではなく、共同で管理している旅館に150円払いに行きます。
  上の画像の中央の一本道をそのままたどると坂を上がったところが共同湯です。この画像の右の山水荘でお金を払います。
  共同湯入り口。ここを通過して、浴舎を左に曲がると源泉が見えます。
  こんな感じです。
  一番上手にある源泉小屋。
  成分表。
  この含二酸化炭素は、看板に偽り無しです。
  内部。なんとなく霊泉ぽいのが伝わります。
  この穿ってある部分からわずかずつ自噴しているようです。
  源泉。
  し切り直し、戻って入浴。
  扉開けるといきなり、脱衣所。
  そして、浴室。左右にカランが並び、正面に大人4〜5人用の湯舟があります。1時間ほど貸し切りでした。
  湯舟の右側が冷源泉ですが、量に限りがあるようで、蛇口をひねっても飲泉に使うほどの量しか出てきません。   湯は加熱後はそれほど個性が無くなってしまいます。まあ、炭酸は熱が苦手というのは周知のことですね。


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