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王子温泉
  大分市に生き残った6軒のゲキシブ温泉銭湯の1つである王子温泉。近年、大分市でもこういった風情ある温泉銭湯の存在は現代世相には抗えない傾向が見え隠れし、ココ最近でも「神宮寺温泉」や「柚の木温泉」「大津温泉」など廃業した温泉銭湯があるようです。いずこも経営難や後継者難などが理由であり、移りゆく世相の中で温泉王国九州においても、共同湯や銭湯は生き残りが難しくなっているのかもしれません。皆さんはアミューズメントパーク的な何でも有りの広々スーパー銭湯系(でも塩素)と湯舟以外は何もない「梅園温泉」系(でも湯は贅沢に掛け流し)、どちらがお好きですか?
  王子温泉は国道10号線に沿う「王子中町」にあります。住所的には王子中町8丁目と有りますので、国道10号から春日神社または春日公園を目指し、バス停「王子中町」付近を探してください。この温泉は入り口がバス通りに面しておらず、別府の紙屋温泉のような立地にありますので、車を停めて探した方がいいかも知れません。ただしPは確認出来ませんでした。(隣の敷地に空き地は有りましたが、月極Pなのか温泉Pなのか未確認。)
  王子温泉は最も大分市内らしいモール泉系の茶色のクリアーブラウンの湯が掛け流された温泉です。その湯の質の良さ、入り口の風情、番台のおかあさん、脱衣所、湯舟、浴室、何をとっても当研究所の方なら絶対にやられること間違いないでしょう。湯はヒノキの香りがし、浴感はツルスベ、成分表にはナトリウム炭酸水素塩泉・50度とありました。


  バス通りからは王子温泉はこの様に目に入ります。だいたい50bくらい入った感じでしょうか?
  当研究所は移動研究室を10号沿いの例の場所に置き、徒歩で来ました。10号からアプローチするとこの様に見えます。今思うとこの手前が王子温泉のPかも知れませんが、未確認です。
  散々聞き込みの末、来ました。やっと見つけました。王子温泉です。正直あまりにも近所の方がここを知らないのでちょっと寂しくなりました。結構あちこち言われました。「あっちだよ」って。でも到着してみると皆知らないのに当てずっぽうで言っていたのでは?と思いたくなりました。
  この風情!まるで別府の共同湯です。ところで県別リストにも書きましたが、ここは「土曜定休」なのでロスト無きよう。


  下:いかがですか。この風情。浴室に湯舟が一つ。これが良いのです。しかもはっきり目に見える掛け流し、で塩素も香らず、おかあさんの「消毒薬は入れてないよ、源泉をそのまま注いでるの」のお墨付き。
  脱衣所です。体重計がいい味です。
  浴室から脱衣所。本当に最小限のものしかありません。これこそ当研究所がもとめる最高の状態です。
  脱衣だな。こういう歴史的にも価値があるものがいい味を出すのです。
  成分表。しかしどこに分析結果が?(笑)
  この湯の色。まさにアメリカンコーヒー?
  湯舟は2槽になっていますが、あまり温度差はないような。
  この飾り気がない鉄管が仮設のようでとてもいいです。
  むふふ。美しいオーバーフローが写りこみました。
  しかしこの一連の撮影は夕方の17時15分くらいからでした。この温泉が16時オープンなのでなるべくオープンから30分以内にと思ったのですが、渋滞とココの発見そのものが遅れたのが原因です。でも夕方の時間に混まないというのは私は画像が撮れてありがたかったですが、温泉の行く末はどうなるのでしょう。   気持ちの良い湯が常に一杯になって迎えてくれます。源泉投入量はそれほど多くないかもしれませんが、やはり湯舟が湯量に見合った大きさなのが必要な事です。私の体が見えないくらいの透明度の低さが湯の濃さを表しているような気がします。


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