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野矢温泉
  大分から湯布院を経由し久留米へ抜けるJR久大本線は沿線に風光明媚な観光地を有する上に博多と直通する旅情を誘う列車「ゆふいんの森号」が走り、沿線の景色も川有り・山有りで変化に富み、旅の者にも鉄道ファンにも楽しめるものとなっています。
  しかし、大分市から天瀬温泉の先、日田英彦山線の分岐点「夜明」駅までの間の久大本線沿いには『天瀬温泉』や『湯布院温泉』以外にも小さな小さな温泉が点在し、鈍行を乗り継いで各駅で沿線を巡るだけでも湯巡りを楽しめる地帯になっているのはあまり知られていないのではないでしょうか。
  ここでご紹介する野矢温泉は久大本線沿いの温泉郡の中でも1・2を争う隠し湯感と風情を併せ持っています。湯布院を後にし、久大本線が山間部に差し掛かりひときわ沿線が寂しくなった頃、列車は野矢駅に滑り込みます。ここで下車、周囲は物音が少ない、民家も少ない山里です。線路沿いに湯布院方向に徒歩で行くとやがて小学校が見えます。この辺りで地元の方に聞いてください。野矢温泉は民家の敷地にある共同湯ですが、看板も何もなく、どうみてもそのお宅のマイ温泉(自家泉)にしか見えない外観でたたずんでいます。しかしご心配なく。家人に湯を請えば、100円にて入浴させてくれずはずです。さあ、あなたも見知らぬ山里に静かに静かに息づくこの野矢温泉に足を運んでみませんか?また一歩当研究所が魅了されている世界が理解できると思いますよ。


  このとおり国道を逸れ、野矢駅の前を過ぎるとやがて、このような湯小屋が目に入ります。   民家に普通に料金制の湯小屋があるのは大分より鹿児島の感覚に近いかも知れません。
  湯気抜きに誘われ前にまわると・・・・・。
  なんとこんな小さな湯小屋なのに自家源泉の上、ふかし調理台まであります。後から知りましたが、このやかん、野矢温泉の名物で毎日必ず掛かっているそうです。
浴舎の入り口。
  タイヤのホイールを利用したユニークなふかし。
  脱衣所、狭〜い。
  そして同じく狭〜い浴室には極上空間が。
屋根裏はさびさび。
洗い場はカラン一つ。
  湯は浴槽に満たされているのがわからない位透明でした。



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