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    筌ノ口温泉(うけのくちおんせん)
  筌ノ口温泉は大分県と熊本県の県境に近い場所にある山中の秘湯です。私見ですが、この温泉こそ“秘湯”という言葉を真に使って差し支えない温泉なのではないでしょうか。筌ノ口温泉は旅館が一軒と共同湯が2軒から成っていますがこの中で旅館の向かいに立つお賽銭式の湯小屋を当研究所では主に筌ノ口温泉と呼称し(向かいに建つ旅館も日本では群を抜いたすばらしい湯と露天風呂を持っているのですが、当研究所は共同湯の研究を行っていますのでご容赦を)当研究所が第一級の温泉と考えるものです。
  この温泉は湯の質も湯量も秘湯感も素晴らしいものがあり、万人が良いと感じられるものであると同時に、湯小屋のほったらかし感もかなりのもので、訪問時、入浴中、ふとした時にあの巨大な施設(湯船)に一人きりとなり、湯の流れる音の中に身をまかせるといかにも旅に出てはるばる遠くにやって来たと思わせてくれる、そんな一面をもっています。とにかく未湯の所員の方はまずはご訪問下さい。絶対にやられるはずです。



こちら画像は福岡県F氏にご提供頂きました。感謝!!
  件の名旅館 新清館の前に立つ超一流のほったらかし生活温泉。湯船の真ん中で川か湖かと錯覚するばかりの湯にひたれば、湯音と「き〜んという静けさの中に耳に響く湯音」以外意識に入らず、雑事が消し飛びます。 正に気分爽快。
   入り口で200円を「ちゃりん」と落とし、脱衣所へ。そして浴室の扉を開けた瞬間、誰もが息をのむはずです。
  そこには土気色の巨大な池のような湯船がどかんと鎮座し、余計な設備は何もない空間があるからです。
   深夜の筌ノ口温泉。
   この時間帯になりますと訪問客数もぐっと減り、独占のチャンスが生まれます。あの巨大なパラダイスを貸し切り、想像するだけでどきどきします。
分析表。
  やりました。冬のため湯気はどうしようもありませんが、文字通り人っ子一人いない、完全な独占状態です。
 
下:脱衣所から全景を見ると奥の方がどうしても捉えられないので、下の湯口の画像と分けました。
  この渓流のような湯の投入量。この温泉はこれだけの湯船の大きさにもかかわらず、わずかですが湯がオーバーフローしている画像がゲットできる希有な場所でもあります。
  洗い場は湯船の左右を用い、共同湯のお約束、湯は桶で湯船から汲んで使用します。


  左:湯はどうみても土類泉では?という析出物だらけのものです。


  三脚を持ってうろうろ。好きかってしてしまいました。ちなみにこの画像はキャノンのデジカメ使用による『夜景モード』でのショットです。ノイズがどの程度気になるかはもう個人の好みですね。   上の画像は正に『イエローパラダイス』、オレンジジュースに浸かっているようです。
  下の画像はオーバーフローが左手に写っており、ここの湯量豊富な投入量を連想させます。



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