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湯平温泉

  湯平温泉は湯布院温泉より国道210号を大分方面に数キロ進み、湯平駅付近で右折した所にある温泉です。狭い石畳の坂の両側に温泉街が連なり、お店はあまりありませんが温泉街の規模からするとはしご湯の醍醐味が味わえる個性的な共同湯が5軒もあり、温泉ファンにとってははずすことの出来ない温泉となっています。湯平温泉は入り口に大型車にも余裕のPがあり、トイレはありませんが非常に静かに過ごせます。当研究所は共同湯巡りのあと、一休みしもう一度湯巡りに行くというような使い方をしています。


共同湯
橋本温泉   Pに一番近くまた、唯一石畳にない共同湯。湯平温泉は源泉問題で揺れていて、TVで取り上げられることもあります。以前橋本温泉もかなりぬるくなっていて湯船も男湯を時間で分けて男女交代制としたことがありましたが、2002年訪問の時点では湯温が戻っていて、普通に男女の湯船も使っていましたが、なんとなく泉質が以前と変わったような気もしますが、自信はありません。でも、泉質云々ではなくここが風情のある共同湯であることは間違いがなく、全国的にも高評価されるべき存在だと思います。
      6時から22時。200円。
    (ここのみ200円です、ご注意を)

      お賽銭式ほったらかし温泉。
銀の湯温泉   金の湯と並び、湯平温泉の代名詞ともいえる銀の湯。一般的な温泉ファンの方も気持ちよく入浴できるしっかりとして清潔な造りの湯船があなたを待ちます。公式HPによれば、銀の湯とは『銀のかけら』のような湯ノ花が湯に混じっていたからその名があるそうです。
      6時から22時。100円。

      お賽銭式ほったらかし温泉。時間・料金は以下4軒全て共通。
中央温泉   しかし当研究所は銀の湯がお勧めではないのです。ここ『中央温泉』こそが一押しの温泉です。中央温泉の佇まいには完全ノックアウトです。そもそもの石畳の回廊が心細い位の細さになった辺りから、更に心細い小道へと足を川側に進めると眼前に小さな橋が目に入り、その橋から瀬音を響かせる渓流をのぞき込むと、「まさかこんな所に?」という温泉ファンの気持ちをくすぐる極上湯です。川床と同じ高さの湯船・源泉、川と一体となったかのような存在の湯小屋、元々橋そのものがかなり規模が小さいのにその下に建造物があること自体意表をつきます。橋から下をのぞき湯小屋とそのアプロウチの階段を目にしたとき絶対に魅了されることを断言します。
     ※1 今回(平成18年4月)の訪問により湯平の共同湯の源泉は「中都留源泉」という共同源泉に切り替わっていました。ここ中央温泉もまた橋本温泉も中ノ湯も独自源泉だっただけにちょっぴり寂しい気持ちになりました。
     ※2 中央温泉は2007年全面的なリニューアルを受け、全く新しい施設に生まれ変わりました。当研究所の画像の施設にはもう入浴できません。
中ノ湯   数年間も源泉枯渇により、入浴停止中の張り紙が出たままだった共同湯ですが、自分で行ったわけではないのですが、情報では平成17年一月現在、再開したようです。初めて訪問してから5年はたつと思いますが、やっと入浴できそうです。

  平成18年4月、やっと中ノ湯入湯を果たし、湯平温泉のコンプリートに成功しました。
     
※ 中ノ湯は全面的なリニューアルを受け、完全に生まれ変わりました。川沿いの立地を生かし、半露天風の川を見下ろすかのような共同湯とは思えないしゃれた作りです。2008.03
金の湯温泉   すぐ横に源泉及び風情のある汲み湯場と飲泉場を持つ金の湯。銀の湯が立て替えられたばかりで近代的で清潔なイメージの共同湯ならば、金の湯は温泉場らしい伝統と風情を残す共同湯です。


温泉街の風景
  こちら、湯平温泉の温泉街を貫く、石畳です。最終的には金の湯に出ます。銀の湯を過ぎる辺りから道は急に細くなり、中央温泉の分岐に至る辺りは遊園地の迷路のように細いです。
  湯平温泉の観光協会によればこの石畳は元々江戸の享保年間(8大将軍吉宗の頃)に敷設されたものだそうです。
  ここが入り口の目印です。


橋本温泉
  正統派の共同湯、橋本温泉です。
  みなこの様なスタンダードを保っているとどこも湯巡りが楽しいのですが。
 湯船です。以前は金気が多い湯のイメージがありましたが、今回は単純泉ぽかったです。私の記憶違いでしょうか。まあ、ここの雰囲気からしたら、泉質等は二の次なのですが。
    
下:やはり記憶は正しかったです。恐らく旧源泉(ぬるかった)の時の画像だったと思いますが、初訪問時にスチールで撮った画像を見つけました。前の方がいい感じの湯でしたね。


銀の湯温泉
  銀の湯です。一般的な温泉がお好きな方はここがほっとするでしょう。
  ここは湯量が多いのか、いつも湯気がモウモウとしており、旨く写りません。


中央温泉
  石畳をすすみ、銀の湯を過ぎるとこの様に心細い細さになってきます。
  そして、この様に上ってきた人には見えないように、上向きに中央温泉の案内が出ています。白い車があるほうが銀の湯方面です。
  しかし、仮にこの看板を見つけても、先は更に細いこの感じ。共同湯ファンならばこの先どうなっているのか、わくわくするところです。
  ありました。中央温泉です。はっきりいって温泉を作るような立地ではありません。
  しかし当研究所ではここが一番お勧めなのです。
  川の中にあるといっても良いくらいです。
  橋を渡りきり、この階段を下りて、ほぼ川床の高さまで下りていくことになります。
  壁の向こうは更に階段です。
  湯船の方が川床より低いかもしれません。
  橋を一つ上って全景を見てみました。上流側には流れを変えるために石垣まで作ってあります。最近河川は急な増水がおおいので心配になります。
  小さな湯船に小さな浴室、小さな脱衣だな、全てが正しい中央温泉です。
すみません。暗い画像しかありません。
  このような湯を大事にする姿勢もうれしいものです。これは一番湯の風景ですが、夜から翌朝まで、湯温があまり高くないので、放熱防止してあるわけです。
  この時は12月でした。朝、鍵を開けてくれた組合のお父さんと。   実に落ち着く楽しいひとときでした。


再訪しました。
  とうとう昼間の良い時間帯に湯平温泉再訪を果たしました。何も変わっていないと言いたかったのですが、まず上記の通り源泉が共通源泉になっていました。また銀の湯が改装中で元々一番きれいだったのにどこをいじってるのかな?と感じました。   しかし中央温泉は源泉こそ変わっていましたが、その他の風景、佇まい、料金や雰囲気は何も変化が無くほっとしました。この下の画像の通り、石橋の下のちょっとしたスペースに存在するジモのような共同湯、素晴らしいです。
  本当に何も変わっていませんでした。   本当はこんな色でこんな雰囲気だったのです。
  湯小屋は掘り下げてあるので天井は高く開放感があり、素晴らしい雰囲気です。こんな温泉に100円で浸かれるなんて大分はすごいです。


中ノ湯温泉
 未だ未湯です。復活したらしいです。


再訪しました。
  とうとう中ノ湯の中に入ることが出来ます。この状態の湯小屋の前まで5回は足を運んだでしょうか?いつも施錠されていた扉が今日は開かれるはずです。



  来ました。浴室です。意外に大きな浴室はほとんどが湯舟で占められていて、ちょっと予想外でしたが、逆に歴史の古さを実感できる美しいタイル張りの仕事が光っていました。
  浴室奧から脱衣所。光が逆になるとタイルが青いのが分かります。   湯は常に掛け流され適温やや熱めでした。
  う〜ん美しい。タイルの浴槽はコンクリート打ちっ放しのものとはちがう味があります。   下:念願かなってご満悦の主任研究員。


金の湯温泉
   金の湯横の源泉です。汲み湯もできますし、飲泉場にもなっています。
   近代的な建物でありながら、湯の町情緒もある金の湯です。
  湯船。ここも落ち着きました。
  温泉街と石畳はこのようにずっとかわと平行しています。


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