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雲仙温泉
  雲仙温泉は島原半島の中央に位置する温泉で、小浜温泉側、島原側どちらからアプローチしてもずっと山道を登っていくことになります。長崎県にお住まいの方はご自宅からの距離にもよりますが、それ以外の方は熊本県側からアプローチすることをお勧めします。車利用の場合には大分県や熊本県も回って熊本県側からフェリーを利用するのも旅の風情も味わえ疲労も少なく、また交通状態によっては結局時間短縮にもつながるルートであると言えます。フェリーは長距離の物と違い、電車やバスと同じ感覚で車ごとフェリー乗り場に乗り付け、一度も車から降りずにドライブスルーで乗船、一時間ほどです。また鉄道利用の方には少し回り道になりますが、島原半島には鉄道ファンにはおなじみの風光明媚な「島原鉄道」が走っており、有明海を眺めながら島原温泉などにも立ち寄りアプローチすれば旅の思い出も一層深いものとなることでしょう。
  さて山深い雲仙の懐まで入っていくと独特の硫黄臭と共に雲仙温泉の温泉街が姿を現します。雲仙温泉には様々な入浴施設や旅館がありますのでニーズに合わせて選べます。共同湯は温泉街に3軒確認できており、「新湯」「湯の里」「別所」という名前です。また、温泉街からわずかに南下した場所にはもう一つ温泉旅館が固まっている場所があり、ここには「雲仙小地獄温泉館」という日帰り湯があります。当研究所の経験の中では雲仙温泉のエリア内では最も湯が良いのではなかろうかと感じております。美しい白濁湯はどこまでも白く白く、純白の輝きを見せてくれます。新湯も湯の里も硫黄の香る酸性泉ですが、また少し趣の異なる湯なのです。そして当研究所的には最高評価(笑)となる別所浴場が路地裏にひっそりと建っています。ここのみ周囲の湯とは一線を画す透明な鉄系の湯となっています。湯小屋の風情やほったらかし感は当研究所のお約束とも言える申し分のなさで、所員の方ならば一発でやられることでしょう。
利用時間・料金は施設ごとに異なります下記参照


雲仙温泉の歩き方
  雲仙温泉は共同湯「新湯」前にPがあります。このほかにもPはありますが当研究所の場合共同湯に入らないと始まりませんので、ここに駐車し周囲を散策することをお勧めします。ただ、新湯に駐車した場合この他の共同湯まではかなり距離があり、全部歩いてまわることは少し大変かもしれません。別所共同湯は前にPできますが、アプローチの道がやや細く裏路地系です。また湯の里共同湯の車の置き場所は気づきませんでした。(当研究所珍しく宿泊いたしましたので旅館のPにおいて行きました)。新湯共同湯の駐車場前には足湯(下画像)もあります。周囲には地獄散策路などもあり、ちょっとしたにぎわいがありますので、まずはここへどうぞ。

2004年3月訪問しました。
新湯温泉 9:00〜23:00 100円   温泉街の目立つ場所に建つ雲仙温泉の“顔”とも言える共同湯。やや高台に位置し、わずかではあるが階段を上がってアプローチする。新湯は雲仙温泉で最も風情がある温泉です。番台式の100円でやっています。旅館に泊まり夜歩いて出直すとまた静かで趣のある時間が過ごせます。湯は地獄地帯にふさわしいやや白濁、酸っぱいお湯です。ただ、浴槽が中途半端な深さでお尻を着くと私の座高に合わず、丁度いい位置を見つけられませんでした(笑)。
湯の里共同湯 8:30〜22:30 100円   湯の里は温泉街の中程に建つホテル東洋館を曲がってすぐの路地裏にあり、歩いてアプローチするのがしっくりきます。ここも100円で8時半から22時半までとありました。(但し夏場は9:00〜23:00)。新湯と似た湯ですが、こちらは楕円の湯船でより生活温泉ぽい感じで洗面器を持った近所の方が頻繁に訪れていました。
別所浴場 7:00〜22:00 100円   別所浴場は雲仙では異色の共同湯です。場所も観光ポイントからはほど遠いところにあり、また雲仙を象徴する白濁泉の硫黄臭ではなく、透明で鉄分豊富な湯船も洗い場も真っ赤っかという湯です。100円で無人、ジモでないのが不思議なくらいの佇まいでした。ひなびが好きな方はもっともお勧めです。(時間は日によってファジーです。また料金は隣の商店に払いに行きました)。
雲仙小地獄温泉館 9:00〜21:00 400円   雲仙のエリアからは少し離れて存在する雲仙小地獄。新湯も湯の里も白濁泉でしたが、意外に本当に「真っ白で透明度がない」という湯は中々お目にかかれるものではないということは温泉ファンの方ならばご存じかと思います。ここ小地獄温泉館はそんな中本当に白い美しい湯だった記憶が鮮明に残っている場所です。ここは総合点では雲仙で最もお勧めの温泉です。400円とややお高めですが、丁度旅館を出るくらいの朝9時からやっていて休憩もできる上、湯がすばらしく良く、美しい色と熱めとぬるめの2つの湯で飽きが来ないのとで、雲仙では最もくつろいで入浴できることと思います。ぜひご訪問ください。内部は木を多用した湯治宿のような休憩所付きの日帰り湯で一日入浴を繰り返しながらまったりするのにふさわしい場所なのではないでしょうか?


2003年3月の画像
新湯温泉 運良く貸し切りに。
  一旦国道を逸れ、更に路地を曲がった場所にある。 人が一番多い浴場でした。
初めて発見したときはしびれまくりました。 半地下の浴場は共同湯のお約束です。
美しい造詣の小地獄温泉館。 内部は硫黄のパラダイス。



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