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滝野脇温泉 金平の湯
  滝野脇温泉は長野県の飯山市の温泉です。平成になってからできた温泉と言うことで歴史は浅いですが、素晴らしく風情のある湯小屋と人のにおいを感じさせない周囲のロケーションは正に当研究所好みで、当研究所の所員の方ならばどなたにでもお勧めできる共同湯です。
  滝野脇温泉には『金平の湯』という無人のお賽銭式共同湯一軒のみしかありません。建物は手作り感溢れる仮設風の浴舎でスレートと木でできており、非常に天井が高いです。
  湯は無色透明ですが、非常につるつる感が強く、ローション湯一歩手前くらいのレベルです。味もアルカリ泉らしくかなりの苦さを感じるもので浴感といい、飲泉といい温泉らしさを十分感じられるものです。(但し成分表や源泉名など表記は一切無し。またボイラーによる加熱システムをとっていますが、無人の施設故火が消えてしまうこともあるらしく、運良く地元の方に発見されない限り、一日中非加熱の冷鉱泉のままの日もありますのでご注意ください。訪問した日が非加熱日に当たってしまたったら潔く出直せるような方がこの温泉を訪問するには望ましいと思います)
時間不定(おおよそ10時から18時ですが確証はありません)
当研究所は13時から15時頃までの間で入浴の経験有り
また、加熱されていない日もあり
営業期間=6月頃から10月頃(これまた年によって変動有り)

200円お賽銭式
極上。絶対お勧め。  



金平の湯は富倉集落の最奧にあります。なぜこんな場所に温泉が?
  富倉集落。国道292号から看板を頼りに曲がり、細いアスファルトをくねくね上ると4〜5分でここに出ます。正面の一番下にある青屋根の民家が富倉集落で最も有名なそばや「はしば食堂」です。長野県のそば文化が変化に富んだものであることを実感できる場所です。
  上の集落を突っ切り、普通車で登り切れる最後の最後の場所がここです。
   ここより上は林道となり、軽自動車でも微妙な道となります。
   晩秋の気配で紅葉も盛りが過ぎ、冷たい雨が煙っていました。周囲に人の気配はなく、時間が止まったかのようでもあります。
   金平の湯の全景。背後は渓流となっていますが、浴室の窓のすぐ下(この画像ではフェンスの下)は崖と言っていいほど垂直です。
  周囲の眺望。
  このように入り口は左右に男女別に作られています。
   男性用脱衣所。左右対称の形で正面の板の裏は即女子側の脱衣棚です。
天井部分の骨組み。
  女子浴室。こちらは縁取りがピンクで大変わかりやすいです。湯船のど真ん中に吸い込み口があり、完璧に湯を吸っていますが、もちろん循環・濾過目的などではありません。これは塩ビ管とつながっているだけなのです。実にユニークなシステムですが、実は男湯と女湯の湯をたすき掛けにして交換しています。つまり女湯の底から吸った湯は男湯側の塩ビ管から出てくるのです。(男湯は逆に女湯から出てくる)。なぜこんな事をするのかと言えば、実はボイラーは男湯側に設置されており、加熱された湯は男湯の方に出てくるのです。つまり温度の均等化を考えた物なのですね。
  洗い場(女湯)。
      下;男湯。こちらはブルー。男湯にのみ冷鉱泉(源泉)が投入されている。(細塩ビ管)
  洗い場。細塩ビ管の背後の四角い箱は源泉枡。おそらくその背後がボイラーで男湯の方が眺望はきかない。ボイラーの出口は男湯の湯底の吸入口の目の前にある。うかつに「おけつ」などが近づくと「あち〜」と叫んでのけぞる羽目に。
  浴室から脱衣所。
   源泉。
  女湯からの温めの湯。
      下;オーバーフロー画像を撮ろうとはしゃぐ主任研究員。
  どこのほったらかし温泉でもお約束。日本は世界一の自動販売機王国でもあります。結局治安やマナーが良く、犯罪のおそれが少ないからなのですが、なぜこう言うところではそれが発揮されないのでしょう。
  左下に注目。私はこれで、初訪問時晩秋の頃、かなり寒い気候の中冷鉱泉(非加熱)に突撃してしまいました。必ず服を脱ぐ前に湯に手を入れて確認することをお勧めします。

  なお左上の紙を見る限りでは21時頃まで営業してる様にとれますが、ここは暗くなってから来る(特に初めての方)と明かりもなくかなり怖いです。(脱輪の可能性などもあり)


オマケ
  富倉集落。国道292号から看板を頼りに曲がり、細いアスファルトをくねくね上ると4〜5分でここに出ます。正面の一番下にある青屋根の民家が富倉集落で最も有名なそばや「はしば食堂」です。長野県のそば文化が変化に富んだものであることを実感できる場所です。
  このそば屋、長野の山里の食文化に触れることが出来ます。何人で行っても一テーブルごとにこの様な「おかず」がサービスで付き、わずか200円です。(何人でいってもテーブル単位で200円)。今日はこごみ、茄子の煮物、ジャガイモのきんとん、芋がらの煮付けでした。これで奥さんと二人分。
   つゆとねぎ。つゆは個性的な味でした。ネギはかなり多めです。
   つやつやの麺。麺は堅めでつるつるしこしこののどごし系。もちろん新そばです。


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