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満願寺温泉
  小国町は知る人ぞ知るスーパー共同湯の温泉銀座となっている場所です。東北の奧会津と同じく無人のほったらかし激安温泉があちこちにあり、温泉のはしごは本当に楽しいです。そして、その個々の共同湯の浴場としてのバリエーションや質の高さ、加えて湯の質の高さは他に例を挙げるのにつまるほどです。それほどに素晴らしいこのエリアを当研究所はお勧めします。
  満願寺温泉は黒川温泉の近くにあり、黒川に行くついでに行くならば、そちらからまわった方が早いですが、わかりやすいのは南小国町の役場から県道40号を走るルートです。満願寺温泉にはP泊できる比較的使いやすいPがありますが、残念ながらトイレがなかったと思います。
  さて肝心の温泉ですが、こちらは泉質がどうのというより存在そのものが特別な共同湯だということです。満願寺には3軒の共同湯があり、3軒それぞれに非常に個性的です。その中でも川縁の共同露天は日本の美しき田舎の原風景のような存在で、温泉ファンを語るならば一度は訪問し、また入浴して頂きたい場所です。


満願寺温泉共同浴場
川辺の共同露天  美しき満願寺川。この昔の味を残す澄んだ美しい水と全く同じ水位に満願寺温泉共同露天の湯面があります。湯船に浸かると川が目と全く同じ高さにあり、また湯は直に自噴しています。その隣には完全に生活に息づく洗濯湯があり、毎日の日常に全く普通に使われていて、時に入浴しているその横で洗濯しているおかあさんと話したり出来ます。無色透明で特に特徴はない湯ですが、ここの雰囲気に何も感じないとしたら、その方は当研究所の所員にはなれません。

   
※こちら地元以外の方は24H入浴をご遠慮願っています。概ね22時以降翌朝5時ないし6時まで外来入浴禁止です。

川辺の混浴共同湯  ゲキシブの湯小屋・湯船の川縁の共同湯。こちらも共同露天と同じく名前はありません。また、こちら料金箱はありますがそもそも外来可なのかどうかも実はわからない感じです。入浴される方は一層厳しく自分を律し、マナー厳守で利用しましょう。
満願寺温泉館  温泉館は川辺の共同露天のすぐ隣にあります。男女別浴の最も一般的な共同湯ですが、このレベルだと利用時間といい、料金といい、どこに出しても超一流だと思うのですが、ここ満願寺では上の2つが強力すぎて、本当に平凡に見えてしまいます。(失礼)
   
6時から22時。200円。


満願寺温泉 共同露天
  Pから川を目指して歩くとやがて温泉館の向こうにこのような露天があらわれます。
  これは上の画像の一番手前の生活用の温泉です。ご覧のようにこれ自体足下自噴泉です。画像の一番上は食器洗いとありますので、口に入れる物用に清潔第一となり、間違って入浴しないでください。
  今、私が入浴している湯船とその右の湯船が入浴用です。私が入っているもののほうがやや湯温が高いです。
  湯底はあちこちにくぼみがあり、湯が自噴しています。また、壁側の石垣からも自噴しています。
  上の画像で私が入浴している湯船です。


満願寺温泉 共同湯
  見れば見るほど納得のシブさ、満願寺共同湯(仮称)です。勝手な推測ですが、温泉館が出来るまでここが主に使われていたのではないでしょうか。しかし現在もこの共同湯は活きており、利用される方が居ますので、くれぐれもマナ〜アップに努めて下さい。
  湯船は混浴のもの一つで、この上なくシンプルです。
  しかしなんという風情でしょう。やはりこの存在そのものが満願寺の価値なのです。


満願寺温泉温泉館
  温泉館は男女別浴ですが、男湯のみ湯船が2つ有り、ひとつは普通の大浴場、もう一つはこの左の『ちいぶろ』です。これにはやられました。建物の大きさを見た時はまあ、普通の公衆浴場なのだろうなと思いましたが、まさかこんな良いフロがあろうとは。ここに来ると本当に3つの内どれに入ろうか悩みます。


おまけ
  民家の玄関先が川と洗濯湯になっています。なんとのどかで豊かな暮らしなのでしょう。
  湧水。さりげな〜く湧いています。
洗濯湯。
湧水。
満願寺の歴史。
  地名が先か、満願寺が先かわかりませんが、『満願寺』という名前のお寺がここにはあります。




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