温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉組合員専用共同湯(ジモ泉) 》  NO.J19 北中ふれあい温泉


注意! この温泉は通常は入浴できません。
  別府温泉では毎年4月初旬に温泉祭りという名前のイベントを実施し、その一環で通常は組合員以外は入浴できない「外来不可」の温泉を無料開放してくださっています。利用する方はマナーを守り、このイベントが末永く続くよう地元の方への感謝の気持ちを忘れずにご訪問ください。





(北中)ふれあい温泉
  ふれあい温泉は鉄輪のエリアでも住宅地に当たる「北中(きたじゅう)」地区の国道500号の南側の地域、その中でも石田団地の敷地内にある周辺にお住まいの方のための共同湯です。この温泉は別府研究者にとっては「組合員専用温泉だから入れなくて当たり前」という事実を再認識させる本当に外来不可の温泉でした。従って数年前に温泉祭りで解放され、4月の1日に訪問すれば誰でも入浴できるという話を聞いたときには、組合の方々の大英断に遠く関東の地から頭を下げずにはおられませんでした。
  ふれあい温泉は平素は完全に施錠され、月極料金を支払った方のみが持つ鍵で扉を開けない限り、内部を見学することさえできません。現状で5年あまりにわたる温泉無料開放イベントの中でふれあい温泉が開放されたことは3度しかなく、別府では入浴が最も難しい共同湯と1つとなっています。
  内部は脱衣所分離式で、意外なほど大きな長方形の湯船が浴室中央に据えられ、共同湯として利用しやすい形をとっています。


(北中)ふれあい温泉×
  外観は極めてシンプルな作りとなっています。
  この温泉は今まで2回しか解放されていないことは上記の通りですが、それ故、地元の一般の組合員の方への浸透はかなり鈍いらしく、当日になっても時間通り開いていなかったり、一旦開けてもその後来た組合員の方が施錠して帰ってしまったりと「いろいろなことがあった」と聞いています。
  扉を開けると意外なほど広い立派な木の床の脱衣所があります。
  脱衣棚は壁の両面に付いています。
  そして脱衣所を開けるといきなり急な段差がありますのでご用心。
  脱衣所の立派さに対して湯船はずいぶん年季が入っており、利用者が非常に多いのかな?との印象を持ちました。
  これは2006年に数年ぶりに解放を再開したときの画像です。私は最初に解放された時、九州入りしてから現地で負傷してしまい、解放日を待たずに東京に戻るという失態を演じてしまいました。   それから確か2年間ナンの音沙汰もなく、「北中の組合の方は無料開放1度で懲りてしまって、もう2度と解放されないのではないか」という空気が流れていましたのでうれしさもひとしおでした。


  さすがにこのときは入れ替わり立ち替わり人が来ましたが、その8割方が知り合いであったことは笑えました。   今年(2008)の温泉祭りはどうなるでしょう?



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