温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉組合員専用共同湯(ジモ泉) 》  NO.J18 みどり湯


注意! この温泉は通常は入浴できません。
  別府温泉では毎年4月初旬に温泉祭りという名前のイベントを実施し、その一環で通常は組合員以外は入浴できない「外来不可」の温泉を無料開放してくださっています。利用する方はマナーを守り、このイベントが末永く続くよう地元の方への感謝の気持ちを忘れずにご訪問ください。





みどり湯
  みどり湯は鉄輪温泉の国道500号交差点入り口付近の別府鉄輪郵便局の真裏にある組合員専用温泉です。ほんの5〜10bの距離にある国道側は鉄輪温泉の喧噪と急坂を上がる大型自動車の交通音でごった返しておりますが、一本裏路地に入っただけのこの場所は、実にのどかな雰囲気を保っています。実際鉄輪のエリアでは最も風情のある”シブ系”の浴舎の一つでありまして、木造のシンプルきわまりない佇まいは訪問する人の心をとらえて放さないことでしょう。こちらも入浴が難しい温泉として長く知られていましたが、2005年か2006年に初めて開放されることが決まり、多くの温泉ファンの話題をさらいました。
  みどり湯は正面の男女別の扉を開けるとすぐに浴槽の目隠しの壁があり、直角に曲がる様になっています。(ちなみに男湯は右)。そして踏み込んで右を向くと一歩で靴箱があり、そこで左を向くと脱衣だなと浴槽と洗い場が一気に視界に入ります。共同湯としては一番嬉しいスタイルですが、このように洗い場と脱衣所が近いと湯を汲んで使うときにはかなり気をつけないと上がり場をびしょびしょにしてしまいます。私はこの浴場、造りといい、大きさといい、木造であることといい、浸かる度に野沢温泉の共同湯に思いをはせてしまうのですが、皆さんはいかがですか?


  みどり湯の浴舎。上は2006年のもの。左は2002年のものです。もちろんこの当時は開放されていませんでした。
  このわかりやすい構造。高い天井。胸が躍ります。
  左の画像の一番下に見えている木壁が正面扉の目隠しです。
  視線を下げるとこんな感じです。靴箱が入ってすぐの脇にあり、靴箱の前に立つとすでに脱衣所と湯船が視界に入っています。
  脱衣棚。
  湯は男女ともきわめてわかりやすい湯桶を通して注がれ、湯温調節しやすいです。
  このように激熱の湯をタオルでコントロールします。こういう東北の湯治場の様な共同湯は別府では貴重です。
  洗い場と湯船。それ以外は何もありません。そしてそれこそが”共同湯”という浴場なのです。決して公衆浴場とは言わないのです(当研究所比)。
  左:奥側の角。


  下:ご満悦の主任研究員。



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