温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉組合員専用共同湯(ジモ泉) 》  NO.J7 復興泉


注意! この温泉は通常は入浴できません。
  別府温泉では毎年4月初旬に温泉祭りという名前のイベントを実施し、その一環で通常は組合員以外は入浴できない「外来不可」の温泉を無料開放してくださっています。利用する方はマナーを守り、このイベントが末永く続くよう地元の方への感謝の気持ちを忘れずにご訪問ください。





復興泉(3)
  観海寺温泉エリアにはかつて、”丸尾””中キ留””復興泉””長命泉”などの共同湯があり、復興泉や丸尾温泉は元々外来可能な施設でしたし、中キ留温泉や長命泉は組合員専用共同湯でしたが、それほどルールも厳しくなく、比較的簡単に了承入浴できたそうです。ところが、日本全国いずこも同じ運命をたどっていますが、別府でも様々な経緯を経て、だんだん地元に根ざした施設の外来入浴が難しくなり、組合員専用共同湯は当然なのですが、やがて復興泉もジモ可、そしてとうとう丸尾温泉も外来不可となり、今ではいつでも好きなときに気楽に入れる共同湯は観海寺温泉エリアにはなくなってしまいました。
  復興泉はつい数年前まで100円で入浴できる共同湯でした。斜面に段々畑のように広がる観海寺温泉においては、ホテル杉の井から更に坂を一段上がった場所に公民館と併設して据えられた復興泉はその中心的存在で、観海寺温泉のシンボルともいえる場所です。すぐ隣に霊験あらたかなお薬師様が鎮座し、そのお足元から飲泉用の汲み湯もできるこの温泉の源泉は非常に柔らかな湯で、飲んでも薬効抜群なのだそうです。(お薬師様に拝んでから汲むと一層効果がありそうです)。お薬師様の湯も湯船の湯も少し離れたところからの引き湯らしいですが、その湯温は劇熱で湯船の湯も祭りで解放されたときでタイミングが悪いとしばらく加水を余儀なくされるほどです。


  坂を上り詰めると、このような公民館とお薬師様が並び立つ地にでます。画像左下の坂の勾配がこの場所の立地を物語っています。
  2階が公民館らしいです。
  そして復興泉の看板。この温泉の歴史の深さを物語るような渋さです。
  なんと西暦713年と伝わると書いてあります。ということは「千年温泉」でもあるわけですね。
  看板の場所から会談をあがるとこの汲み湯場兼飲泉場にでます。
  塩ビ管に導かれた湯がこんこんと湛えられています。
  扉を開けるとすぐに小さな脱衣所になっています。脱衣所に棚は6つついていますが、実際には大人2〜3人用の浴場ですので、譲り合いはもちろん、祭り時には組合の方とかち合ったら素直に別の時間帯に出直しましょう。
  湯は注がれっ放しですが、このまま放っておくと・・・・、後で入れなくなります。
  小さな湯船。ここはとても落ち着く浴場です。


温泉バカが悦に入るの図。   これは祭りで解放される以前に100円で外来入浴したときのものです。



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