温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉組合員専用共同湯(ジモ泉) 》  NO.J1 弓松温泉


注意! この温泉は通常は入浴できません。
  別府温泉では毎年4月初旬に温泉祭りという名前のイベントを実施し、その一環で通常は組合員以外は入浴できない「外来不可」の温泉を無料開放してくださっています。利用する方はマナーを守り、このイベントが末永く続くよう地元の方への感謝の気持ちを忘れずにご訪問ください。





弓松温泉(5)
  別府温泉が次々と打ち出すアイデアは秀逸なものが多い。温泉祭りの様々な企画はその中でもすばらしいものが多いが、やはり別府温泉ファンにとっては温泉施設の(無料)開放が何よりうれしいのではないでしょうか。
  無料開放のイベントは2002年までは市営温泉とごく一部の共同湯のみで行われていました。ところがある時を境におよそ100軒の入浴施設がイベントとして、無料開放される様になりました。この中には通常有料の施設の場合「ホテル」や「旅館」も含まれていて、更にその中には「宿泊者以外は入浴不可」の施設が含まれていることがあり、毎年マニアの話題をさらっています。しかしそれ以上に大きなイベントが共同湯の開放であって、通常は組合員の方以外は絶対に入浴できないいわゆる「ジモ泉湯」と呼ばれる施設が一定の時間内であれば誰でも事由に何回でも入浴できる様になったのです。過去5年間に開放された共同湯は数十軒にのぼり、中には1〜2年おきに開放されたり、年によって開放されたりされなかったりする共同湯もあるので毎年訪問者がその年の開放リストを見て一喜一憂しているような状態が続いています。
  開放は例年必ず曜日に関係なく4月1日のみで、最初のうちは平日に当たっていたため、限られた方のためのイベントになっていましたが、2006年と2007年は土日に当たっていたのでかなり多くの方が楽しむことができたようです。更に2007年からは無料開放される期間も延び、施設によっては3日間楽しめる様になりました。
  弓松温泉は駅周辺の裏路地系温泉の中でも特に秀逸な施設で、当研究所のお気に入りの場所でした。過去形を使っているのは実はこの温泉は施錠され、ジモ可されたのはつい数年前の話で、それまでは普通に100円支払うことで入浴できる外来可の共同湯だったからです。旅館三泉閣の裏手にある料理屋ふぐ松の横の路地を入ると公民館があり、その建物の中に共同湯があります。


  ふぐ松横の路地入り口。右がふぐ松駐車場。

  正面の扉は公民館の入り口で、そこで左側の窓口に人がいたら100円払います。
  余談だがこの駐車場には湯ためがあるのをご存じだろうか?ふぐ松の店舗の入り口のすぐ左手、駐車場の片隅に湯をくむ場所がある。底の方から弱く湯を吹いているがこれは源直湯なのだろうか、それとも配管がきているだけなのだろうか?
  アップ。確か右下の鉄管ではなく、どこか底の方から湯が湧き出していた気がする。右上の切れ目から弱くオーバーフローが続いていた。
  突き当たりまで進むとこうなっています。これは2002年の一こまです。ご覧の様に昔は施錠されていませんでした。
  この旧字。最初の文字をなんと読むのか、解釈に苦しみました。
  ちっちゃ〜い。もう、のぞき込んだ途端にビビビと来るものがあります。そして、にやにやとこみ上げてくるものに耐えられず、笑ってしまうのです、こういう発見があると。ここは自力で見つけました。駅周辺の公民館は温泉のあるなしに関係なく、全て地図上で確認して歩いていって見たのです。

  中を見て、料金箱があり、入浴可能とわかり、浴室を見た時にはガッツポーズがでちゃいました。
  脱衣棚も只のポールにプラかごを置いただけ。
  脱衣所の様子。
  カランも何もありません。これこそ秘湯です。浴舎周囲はビルや商業施設が林立し、その景観とこの隠し湯がミスマッチすぎます。
  訪問の度に湯のカラー(色)が違う気がします。光の加減なのか、本当に日によって調子があるのか、もう2〜3回行ってみたいところです。
 左:今日は青く感じました。



 下:この時は8月だったので、かなりぬるめに入れました。むふふ。ここはいつも貸し切りで他の地元の方とお会いしたことがありません。


  む〜ふ〜ふ〜。



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