温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉共同湯 》  NO.85 やよいの湯



やよいの湯
  やよいの湯は別府に久しぶりに誕生した200円以下の料金の別府らしい共同湯です。(500円以上の貸し切り専用湯など保養を目的とした一般的な日帰り湯は除きます)。この温泉、流川通りとやよい通りの交差する場所にできた駅からも行きやすい温泉なのですが、実に現代的と言いますか、そういう意味では逆に別府らしくないともいえる特徴を持っています。それはなんと「24時間営業」であると言う点です。無人のお賽銭式という共同湯は別府では主流ですが、24時間入浴できるとなるとこれは「鶴乃湯」などの野湯系の露天風呂を除けば、別府初と言うことになります。それを実現した秘密は「自動ドア」の採用にあると思われます。この温泉入り口に自動販売機のようにコイン投入口が備えてあり、そこに100円玉2枚入れると扉が開くというシステムになっています。これも他の温泉地では見かけますが、別府初の試みでしょう。
  湯はかつての楠温泉を思い起こさせるような透明でありながら、湯底や洗い場など湯が洗う場所が真っ赤に変わるような“鉄分豊富”であることをイメージさせるようなものです。この界隈には比較的そのような湯がありますが、一般外来可能な施設となるとここだけになってしまうかもしれません。また、私にはここのお湯は“冷えの湯(上がると汗がすっと引く、いわゆるあせもなどに効果がある湯)”に感じました。シャワーが完備され、いつ行っても湯が掛け流されているというのは当研究所的には浜脇温泉に次ぐ夜の締めの湯の強力なライバルができたことになります。共同湯と公衆浴場の中間的な特徴を持っていますので、女性が髪を洗って、身支度を調えるにも(コインランドリー併設・浴室内無料のドライヤー付き)大変便利であると思います。


やよいの湯×
2008年1月初訪問しました。
  流川通りとやよい通りの交差点に立つとこの温泉が見えます。   別府の共同湯ではこれも初となる足湯付き。
  入り口は一つです。   扉の左手下方にコイン投入口が。
  中にはいると男女別に分かれます。   のれんをくぐって突き当たりまで行くとこの様になります。
  温泉を作った経緯などが書いてありました。   ドライヤーが無料というのはすごいですが、このサービスはいつ見直されてもおかしくなさそうです。
  浴室。シャワーはわずか2基ですが、あまり混んでいないようなので十分なのでしょう。   湯は元々源泉が45度という表示だったので常に掛け流されています。
  湯船の奥から俯瞰。   湯船の奥から俯瞰。


  フラッシュを使用しましたので湯がオレンジがかってみえますが、肉眼では若干黄色いかそれも気のせいか程度のものです。   どうもフラッシュで湯底や側溝の鉄分がそう見えてしまうみたいです。



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