温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉共同湯 》  NO.75 亀陽泉

亀陽泉
  亀陽泉は亀川駅から別府大学駅へと至るバス通り(これが国道10号の旧道だと聞いたことがあります)沿いにある亀川中央町の公民館に入っている共同湯です。ものの本によっては「亀陽泉」「はまだ温泉」「四の湯温泉」の3つを“亀川三大温泉”としているほどの歴史のある温泉です。前回の訪問から5年以上がすぎていて、今回2回目の訪問をいたしましたが、なんと内部が完全改装されていて、実に当研究所好みの「掛け流される美しい透明な湯が縁をオーバーフローする」浴場となっていました。亀陽泉は独自源泉を使用し、源泉は湯船内に直接湯口が出ていて加水状況などが今ひとつわからなかったのですが、入浴した範囲では無加水の適温源泉掛け流し、それも随時”湯船の縁から波立つように湯があふれている”様に感じられました。余談ですが、亀陽泉には昔竹瓦温泉のように砂湯が併設されていたそうです。また滝湯(打たせ)もあり、今の保養目的の旅館が多い亀川とは一線を画する湯治色の濃い施設であったことが忍ばれます。
  亀陽泉は若干湯船が大きめですが、実に見事な質実剛健さを貫いており、シャワーなどはない、公衆浴場臭のしない共同湯としての王道を貫いております。しかし何度見返しても美しい湯船です。滑るように湯船の縁から湯があふれ、湯底はこれまた実に美しい青タイル、中央には亀の甲をかたどった六角形の意匠があり、秀逸なセンスが光ります。この温泉にたったの100円で浸かれる。何度でも言いますが、別府とはなんとすごい町なのでしょう!!


亀陽泉×
2008年1月再訪しました。
  バス通りからこの公民館は見えます。   温泉は一階部分で、二階は公共利用できるホールなどが入っているとのこと。
  番台には常時人がいます。   番台横のガラス戸を開けると脱衣所。
  そして脱衣所からは半地下構造の美しい湯船が視界に入ります。   この温泉一応脱衣所分離式なのですが、あまり扉を閉め切る習慣がないようでした。ほぼ脱衣所一体式の感覚。
  上下:いかがですか。この美しさ。うっとりします。   ホールの使用料金が意外に高額でした。また休憩所は逆に安いと思いました。プチ湯治にグッド。


  わずか2回の訪問で完全な無人になってしまいました。他の混み合う浴場ではこの様な”神の時間”は滅多にやってこないのですが。   ここは別府を訪問するすべての人に知っていただきたいです。



以下は2005以前のレポートです。

   亀陽泉はバス通りから少し引っ込んだところにあります。一応Pはありますが、大型車にはきついです。当研究所は浜田温泉から歩いてきました。
  湯船です。生活温泉でした。



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