温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉共同湯 》  NO.69 安美温泉









安美温泉
  安美温泉は別府大学の周辺の住宅域にある完全なる生活温泉で、地元の方の生活の中に脈々と息づいています。共同湯が社会の中でいかに大きな役割を果たしているか、正に社交場としての老若男女の交流の場としての役割を果たしているのが実感できる様な場所、それが安美温泉です。別府にはそのような共同湯が他に「望潮泉」「祇園温泉」など数カ所あると当研究所は考えています。その大きな根拠、それは共同湯内に掲げられた掲示にあります。いまや公衆浴場内で互いマナーなどを注意することは難しくなりました。大人が子供をしかることができない、いや親が子や孫をしかる事ができない社会となり、湯船が大きいとどうどうと我が子や孫に「泳げ、遊べ」とプールまがいの教育をする保護者がいる中で、この浴場には昔から優しい言葉で子供あての掲示が掲げてあるのです。古き良き日本の公共の場所=共同湯がここに生きているのです。
  そんな愛すべき安美温泉ですが、最近は難しい問題にも直面しているそうです。それはここ数年での営業時間短縮にもあらわれていると思います。このような共同湯には末永く営業を続けていただきたいと考えますが、1年にせいぜい1〜2度しか訪問できない身としてはせめて安美温泉の魅力をこの場を借りて伝え、多くの方に訪問していただきたいと思うのみであります。


安美温泉×
2008年1月再訪しました。
  こちら初訪問時の画像。やはり年末年始の時期でした。この頃は朝からやっていたのですが。   件の掲示。学校と児童館(つまり子供しかいない場所)以外で子供向けに掲示がしてあるのは貴重としか言えません。
  今回は年の瀬の夜間帯に訪問しました。一番混み合う時間だと思ったのですが、なんと貸し切り。30分ほどいましたが誰も来ませんでした。   入り口の目隠しの上にちょこんとお地蔵様がまつってあるのが印象的でした。
  初訪問時の湯船。ここは別府には珍しい湯口が上から注がれるタイプでした。   何とも言えない年季の入り方でこの当時もかなり気に入ったのですが。
  数年前にお色直しをしたと伺っていましたが、ずいぶんと久しぶりの再訪となってしまいました。   湯船が見違える様になっていました。
  湯船は非常によい方向にリニューアルされ、居心地の良い空間としてレベルアップしていました。   いつまでもこのまま頑張って欲しいと思います。



以下は2005以前のレポートです。


安美温泉×
  安美温泉です。窓枠の雰囲気とか中の注意書きとか扉のレトロさとかジモでないのがうれしい共同湯です。
  目の前に松がにょっきりはえており、基本的に当研究所年末年始ばかりに訪れているので門松やらお飾りやら付いている画像が多く、この場合は松とぴったりはまります。
  角っこに正方形の湯船というのは珍しい感じがします。
  正月なのでお孫さんとおじいと三世代でにぎやかに共同湯ご一緒した後です。酒臭いのだけちょっと辛かったです。みんな歩いてくる訳なので、近いというのは羨ましいです。(ねえ赤鬼さん)
  こういうなにげな脱衣所一体タイプがいいのです。
  近寄ると湯船はかなり年季が入っていてあちこちタイルがはがれています。
  もう今年あたり再訪したら新しくなっているかもしれません。
  これが件の看板です。子供のしつけにも共同湯が関わっている。素晴らしい日本の古き良き姿です。


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