温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉共同湯 》 No.58 如意輪温泉








※廃業しました。
平成25年3月26日(火)現在

如意輪温泉
  如意輪温泉は別府市の中央付近にある実相寺中央公園の東にある小さな小さな裏路地系の共同湯です。別府ではこの「如意輪温泉」と「梅園温泉」を“別府の裏路地温泉の総本山”としてとらえている方が多いと思います。しかし2つの温泉は確かに常識を遙かに超越した裏路地にあるのですが、それぞれタイプの異なる温泉です。この2つの温泉に関しましては実際体験なさるのが一番良いと思いますので、別府にお越しの際には是非訪問することをお勧めします。
  如意輪温泉は別府温泉では一日の営業時間が最も短い部類の温泉であることでも知られています。15時〜22:30までとおおむね7時間あまりしか入浴利用できません。別府は概して一日の営業時間が12時間を切っている施設は本当に少なく、この他には「前田温泉」「安美温泉」などが思い浮かびます。いずれも7〜8時間しか入浴できないわけですが、100円温泉が90軒ほどもある別府温泉の中で名が上がったのが5軒もない訳ですから、いかに珍しいか、裏返すとどの温泉も地元の方が「起きてから寝るまで」の時間をほぼカバーして営業し、いわば「生活とともにある」といっても良い温泉環境にあるわけです。関東(特に伊豆)の温泉ファンには、「午後から」または「夕方から」というのはそれほど珍しいことではないのですが、九州にお住まいの方はロスト無きようご注意ください。
  如意輪温泉へのアプローチは「本当にこの先に公衆浴場なんてあるの?」と心細くなってくるような細い通路を進んだ先にあります。初めてきた方にはきっと「近隣住宅の人が共用で使っている私道」または「土地利用の関係で奥に住まれている方がその道を通ってしか自宅に入れない」とか、そんなことが思い浮かぶかもしれません。実際後者の見方は合っているのでは?と思えるようなアプローチで温泉の敷地にたどり着き、着いた先でも明らかに“民家の庭”に着いたようにしか見えません。料金は100円。料金所(これも普通のお宅なのですが)に人がいれば手渡し、いなければ料金所内の所定の場所(“カゴ”とか“ざる”とか)にいれて湯小屋の入り口に向かいます。扉を開けたら即脱衣所、すのこに一歩立ち入り、右を向くとそこに大人2人でも膝を折って入らなければならないほどの大きさの湯船があります。この温泉は近所の中学生や高校生が友達同士で入浴に来たりする、大変ほほえましい生活温泉でもあります。当研究所の所員の方はまあ、黙ってご訪問ください。絶対に行く価値は保証します。


如意輪温泉×
すみません。2002年の画像から2007年の画像まで混合でレポしてあります。
2007年3月再訪しました。
  南須賀温泉や吉弘温泉の方から上がってくるか、市の原温泉の方から下って来るとこのエリアに出ます。   如意輪温泉へのアプローチは2種類あり、どちらの入り口から入っても歩くのですが、バス通りに近いこちらの方が、よりドラマチックに演出してくれます。
  入り口にはどちらにもこのような看板が立っています。   どう考えてもこの先に温泉があるようには見えない通路にこの看板が立っています。
  歩き始めます。途中カーブが一回と曲がり角が一回あり、先は全く見通せません。   こちらは実相寺公園側の入り口。こちらからだと歩く距離はかなり短いです。
  一旦曲がった後。まだ先は見えません。(2002)   左と同じ場所。(2007)
  これも2002当時の看板。   画像中央の一番上にやっと目的地が・・・・。
  ようやく到達しました、如意輪温泉です。画像右側が湯小屋、左の白いところに料金を払います。   上の画像の道を如意輪温泉前から振り返ったところ。 
  全くの民家の庭にこの温泉はあります。   湯小屋前も何となく雑多な感じ。この生活臭が共同温泉の醍醐味の一つです。
  この温泉は規模に比して細かいところは大変使いやすく考えられています。例えば、画像で青い扉が入り口なのですが、その前にはアーケード状に屋根があり、その下にベンチもあります。こういう小さな浴場では、混み合ったら一旦外に出ないと行けませんが、悪天時には外に出ても傘を差さずにものを置けたり、傘をさす前に余裕があったりすると格段に使い勝手が増します。   料金所付近。サッシをあけてお金を払います。
  男女とも浴室入り口前にはつぎはぎの目隠しがあり、中が見えないよう工夫されています。   2004年訪問時。師走の頃、19時に訪問しました。なんと中には先客が3人、私はとにかく寒くてふるえていたところ、「皆で入りましょう」との暖かいお言葉が・・・。あの浴槽に4人で入りました(爆)。
  独自原潜の証。   源泉とタンク。
  周囲の雑多な感じもむしろここでは「ぐ〜」。   「やっと中かい!」(爆)。
  2004年訪問時。先客は帰られ、貸し切りに・・・。この後事件が。(泣)   2002年訪問時。改修前の如意輪温泉。この時60円。
  この補修の跡。こういうものを美しいと感じられてこそ、当研究所の所員足るべし、です。   ちなみにこれが改修後。
  大事に使われている事が伝わってきました。   これによれば毎週木曜定休とあります。今でも生きているのでしょうか?
  2007の画像。さすがに昼間行くと美しいです。主任研究員Aはどうしても15時〜となるとそれに合わせていけず、夕方以降の訪問チャンスしかありませんでした。   こちら2007の画像はすべて研究員Qによるものです。
  いいなあ。   ねこねこねこねこ???
  主任研究員Aが唯一撮影した18時頃の如意輪温泉。   下の入浴画像のシャッターが切れた次の瞬間・・・・。当時愛用していたサイバーショットが死亡。まさにSudden Deathでした。
  三脚ごとひっくり返って沈胴レンズから洗い場へダイブ。   斜めにへこんでしまい全く動かなくなってしまいました。


  以来この場所に行っていないのです。   ちょっとトラウマ。



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