温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉共同湯 》  NO.51 市の原温泉

市の原温泉
  市の原(”いちのはる”と読みます)温泉は別府の『温泉遺産』として長く後世に伝えるべき故き良き浴場です。別府の共同湯の魅力には様々なポイントがありますが、やはり当研究所が大きく前面に出したいのは、『美しく均整のとれた、適度な大きさの独立湯小屋』であるという条件です。この条件に見合う浴舎はここ別府温泉においても一軒、また一軒と次々と姿を消しつつあり、現状で生き残る湯小屋においてもいつ”廃止”または”改装”という選択肢によってその姿を消してしまうか余談を許さない状況です。それ故にこの温泉は大変貴重であり、未湯の方はお早めにどうぞ。
  市の原温泉はその湯小屋のすばらしさが更に恵まれた周囲の景観と相まって別府でも1・2を争う旅情・哀愁漂う場所となっています。壁には味のある広告看板が掲示され、壁にダイレクトにつけられた湯気抜きの穴が浴場らしさをアピールします。入り口の脇にはベンチ、更に脇には桜の木が植えられ、春には満開の花の元、湯浴みが楽しめます。別府を訪問する方にはとにかく1度は訪れていただきたい場所の一つであります。


  別府の温泉遺産の一つである竹瓦温泉とある意味対極に位置する別府のシンボル、市の原温泉です。こちら(いちのはるおんせん)の方が竹瓦温泉より別府らしさを端的に表しているのかもしれません。
  上:4月1日の満開の夜桜。
  左:初冬の木枯らし吹く中で。
  う〜む。このいろいろなレトロ看板がいい味を出しているのでしょうか。
  横は国道500号に直結するバス通りです。路駐はまずいかも?
  この位置が一番収まりが良いでしょうか。・・・・ちなみに一番上の夜桜はたまには夜の画像でもと思っていったのですが、そもそも昼間に桜が満開になっている画像をまだ撮っていないことに今気づきました。間抜けです。
裏市の原。
  湯船です。始めていったときが冬でしたので湯気がどうしてもじゃまして・・・。ここは取材し直しです。

  しかし、共同湯なのにこの大人2〜3人分の容積の浴槽は良いですね。
以下の画像は福岡県Y氏より提供頂きました。感謝!!
  素晴らしいです。巡っても巡ってもこの様な共同湯がある。それが別府なのです。
  本当に小さい湯船です。浴舎の規模からすると驚きのサイズです。





2007年4月再訪しました。
  久しぶりにじっくりとここの湯を味わってみようと考え、また今までにない時間帯にもしようと思い、温泉祭りの日の夜・それも丁度清掃が始まる直前にかかる様に訪問してみました。時に21時ジャスト。お近くの組合員の方が次々と洗面器を持って徒歩で訪問されておられました。   共同湯の朝一と夜仕舞いのタイミングではやはり“仕舞い間近”の方が旅情があります。下の画像は22時過ぎたころで今まさに浴場内の明かりが消え、浴場外の外灯も消えようとしている時です。なかなかきれいに撮れたのではないかと自画自賛。
  上:フラッシュなしで自然に近い状態を切り取ろうと考えました。   下:22時間際になってようやく貸しきりとなり、ここに訪問し始めてから初めて湯を全開にして、満々と満たしオーバーフロー画像をものにできました。



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