温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉共同湯 》  NO.50 七ツ石温泉


七ツ石温泉
  七ツ石温泉は別府市荘園町の七ツ石公園(神社)の敷地内にある共同湯です。別府には、公民館に温泉、公園に温泉、完全な個人宅の敷地内に温泉、養魚場に温泉、競輪場に温泉、ラーメン屋に温泉、焼き肉屋に温泉(全て外来可能)、などなど予想外の場所にたくさん温泉がありますが、七ツ石温泉がある七ツ石公園とは公園というより神社の境内と言った方がしっくり来る場所なので、これまたびっくりの温泉なのです。この七ツ石公園は1600年代に起こった石垣原の古戦場の中心地だったということで、神社というか公園内には石碑や史跡や説明のための案内があちこちに立っていて、興味深いです。
  七ツ石温泉の湯小屋はそんな公園の一番奥にあります。なのでぱっと見には神社の関連施設かなと感じる佇まいです。施設の中央に下駄箱があり、靴を脱いで一歩はいると、お賽銭式の料金所で150円払い、右に進みます。内部は脱衣所分離式になっており、浴室は半地下の構造、そして浴室の扉を開けた瞬間、嬉しい硫黄の香りが飛び込んできます。七ツ石温泉は堀田源泉から湯を引いているとのことで、浴室にはぷ〜んと香りが漂っています。もし硫黄の香りをもっと楽しみたい方はカランをひねってみてください。湯のカランからは源泉が加水なしで出てくるはずです。湯船は小判型の半埋め込み式で、やや深く感じます。



以前はなかった案内看板が建っていました。


七ツ石温泉×
2008年1月再訪しました。
  2008年1月1日再訪しました。無料開放中でした。   こちら2002年の様子。青空に朱色が映えます。
  以前は公園には何の案内もなかったのですが、7年ぶりに訪問してみるといろいろな看板ができていました。   こちらが名前の元となった“七ツ石”です。
  その石の隣に浴舎があります。   扉前に下駄箱があり、純粋に集会所のように見えます。
  以前はここまで来てやっと温泉名がわかりました。   湯気が建物に良くないというのは聞きますが、ここまで徹底しているのは珍しいかもしれません。
  靴を脱ぎ上がると正面にお賽銭式の料金箱があります。   ここで振り返るとこんな感じ。
  脱衣所はきれいなフローリングで水をはじくタイプです。   浴室の中央に小判型の湯船があります。
  浴室の左右。   こちらは右側。
  源泉は塩ビ管から出ます。   こちらは2008年の様子。


  別府には基本的に硫黄の香りがする温泉は限られた場所にしかありませんので、初訪問の方は嬉しい誤算となるはずです。   カランも塩ビ管でできており、意外な鄙び度の温泉です。


以下は2005以前のレポートです。


七ツ石温泉×
  周囲にも映える七ツ石神社のロケーションです。大きな木、朱の鳥居とのぼり、武田信玄の風林火山をイメージさせる画です。
  別府市として合併前の石垣村のことがかかれています。別府市に合併したのが大正の頃と言いますから、80年以上昔の話です。

  ちなみに望潮泉も本当にあそこから海が一望できた故の名前だそうです。上人ヶ浜などの名前も趣深いです。
  石垣原古戦場のお話。なんとこんな遠く離れた場所でも関ヶ原の合戦の影響があったようです。
そして湯小屋。
  中は小判型の浴槽でした。無人のお賽銭式です。
  ここも半地下ですが、脱衣所別室タイプでした。
いい感じです。


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