温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉共同湯 》  NO.42 上原温泉


上原温泉
  上原温泉はラクテンチ下手の上原町にある共同湯です。上原町には今もあちこちに桜の木が植えられていますが、その昔この辺り一帯は吉野桜に彩られ、故に「吉野町」という集落だったそうです。そして上原温泉の前身も「吉野湯」という共同湯だったそうです。そのスタートは大正初期と伝わりますが、この吉野湯はその後区画整理のために一旦解体され、現在の公民館も兼ねた上原温泉はすこしだけ場所を移し、昭和30年頃オープンしたそうです。
  上原温泉は別府の共同湯でもここにしかないのでは?というある特徴があります。それは脱衣所一体式の100円の入浴料の公民館温泉でありながら、貸し切りで使用できる「家族湯」の施設も持っていると言うことです。共同湯という言葉は読んで字のごとく、「住民が共同で使用する温泉」のことです。対して家族湯とは九州ではそんなに珍しくはないものですが、それが100円温泉にあるとなるとイメージがまるで異なって見えるいわば“対極”にあるもののような気がします。どういう経緯で家族湯付設となったのか興味深いところですが、番台のおとうさん・おかあさんに伺っても今ひとつ要領を得ませんでした。共同湯部分の施設は前述の通り、脱衣所一体式の浴室に半地下の洗い場となっており、天井が大変高く、明るく開放感のある浴室です。


上原温泉×
2008年1月再訪しました。
  遠方からでも非常に目立つ上原温泉です。   この温泉は普通車ならば1〜2台はP可能かもしれません。
  二階は公民館。左に廻って裏が家族湯です。   この左側のコインランドリーや玄関は普通の民家です。
  中央の扉は右が男湯です。   家族湯は500円。
  扉を入ると中央に番台。設置式の目隠しが浴室を隠しています。   番台前からの視点。
  浴室から入り口方向。   女湯方向。
  脱衣所から洗い場方向。(2002年)   この時は親子三世代の地元の方とご一緒しました(2005)。
  この2005年の時が最も美しく記憶に残っています。   もうくどいですか?
  こちら2007年12月26日。   やはりこの共同湯は美しいです。
  初めて貸しきりとなりました。   うっとりする様な透明感です。



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