温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉共同湯 》  NO.35 此花温泉


此花温泉
  此花温泉は別府温泉の数ある共同湯の中でも指折りの裏路地系の温泉です。光町の公民館に併設されている温泉ですが、昔の区画整理の影響なのでしょうか、公民館ごと民家と民家の間に伸びる細い路地をたどって裏側に周らないと入れない位置に収まっています。地区の公共の場所が路地の奥にある、別府の温泉の魅力の大きな要素の一つではないでしょうか。正に現代の秘湯といった趣です。
  此花温泉は昭和の初めにスタートしたそうです。光町にはこの此花温泉ともう1つ“錦栄温泉”もありますが、どちらもひなびていてとても魅力的な共同湯です。ちなみに光町は現在一区・二区・三区に分かれていますが、この内、一区は昔の此花町(区)、二区は錦町(区)・三区は栄町(区)と呼ばれていました。此花温泉はこの光町一区が昔「此花区(町)」という名前だったことから名が付きました。施設の内部は別府のお約束の脱衣所一体式の浴室に長方形の湯船が中央に据えられた洗い場がある非常に使いやすいものです。

2004年以前のレポです。

此花温泉×
  此花(このはな)温泉です。別府駅を山側に出てそく左へ、概ね高架下沿いを進みます。光町の一区公民館を探してください。
  入り口は二つあり、こちらはその一つで、狭い方です。
  こちらはもう一つ。広い方です。
  裏側に回ると此花温泉の入り口です。ここは別府駅の海側の玄関口側にある『梅園温泉』に、対をなす隠し湯です。
  衝撃です。これだけ巡り巡ってまだこんな実力者が隠れている。本当に隠し湯です。
  湯は非常に熱く、湯船に入れっぱなしだときついのですが、今度は注がないでいるとこちら(湯枡)から溢れ始めてしまいます。日本の温泉の文化はなんと素晴らしいのでしょう。この一枚のオーバーフローだけでインスピレーション湧きまくりです。
  湯船から脱衣所。
  美しい湯船です。青さが何ともいえません。
  アングルを変えて何度も何度も写しました。
  源泉枡とはこのような位置関係にあり、右奧の源泉の熱湯は湯底の方から投入されています。



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