温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉共同湯 》  NO.19 海門寺温泉


海門寺温泉
  海門寺温泉は別府の市営温泉の一つで海門寺公園にあります(そのため昔は海門寺公園温泉と呼ばれたこともあったそうです)。市のデータによれば昭和10年頃に市営化されたときにはすでに利用されていた温泉と言うことで、それ以前からあった温泉と言うことになります。昔は言うまでもなく、今も独自源泉を利用する共同湯で、別府でも最も多く見られる公民館風の建物、脱衣所一体型の浴室、半地下の湯船・・・と王道を行く共同湯です。
  外観はよくある建物なのですが、海門寺温泉の番台はなかなか珍しい物で鉄道ファンの方ならばこれだけを見たら古い駅をイメージするのではないでしょうか?かなり魅力的なノスタルジーあふれる造形です。その番台をすぎると小さな下駄箱があり、靴を脱ぐ頃にはすでに脱衣棚も湯船も視界にはいっているくらいこぢんまりした施設です。大変落ち着いた湯浴みができます。


海門寺温泉×
2008年1月再訪しました。
  上記の通りこの温泉は公園にあります。ちなみに右に半分だけ写っている茶色の建物は将棋会館の為、この温泉の前にはいつも野外将棋を指す人がいっぱいいます。   しかし、浴舎といい、看板といいなんと画になる建物なのでしょう?
  正面から見ると森の中にあるかのような錯覚を覚えます。   この作りは他に南的ヶ浜温泉・住吉温泉などに見られ、そっくりです。
  この入り口部分の屋根のアールがいい感じです。   扉の年季の入り具合も不老泉といい勝負です。しかし、このところ、市営温泉の立て直しが盛んですから、次はここか不老泉あたり?とちょっと心配です(このままがいいですねえ)
  番台。ガラスと木の風合いが良く、ちょっと多角形気味の意匠が鉄道駅を思い起こさせます。   う〜んいいなあ。
  番台の右を通過すると男湯の下駄箱。   その向こうに湯船が。
  洗い場側からの視点だとこうなっています。   う〜んうつくしい。ここの独自源泉は本当に湯が澄んでいてなまめかしささえ感じます。
  タイルが虫眼鏡で拡大したかのように見える透明さです。   この階段で下りるのが別府の半地下浴場です。
  上下:運のいいことに誰もいませんでした。いかがですか。この湯の美しさ。反射がなければ湯が入ってるんだか入ってないんだかよくわからないほどです。   別府に本当に良く見られる源泉の湯溜。中央の棒が湯船とつながっている湯口をふさぐ栓になっていて、この棒を抜くとわずかに水位が低くなっている湯船に新鮮で熱い湯が移動していくのです。

  ほんの10分ほどでしたが、誰も来なかったので念願の脱衣所バックがうつせました。   しかし他の方のHPを拝見すると意外と皆さん無人の湯船の画像をのせていらっしゃいますので珍しくないのかな?


  調子に乗ってくるくるうつしていたらおとうさんが一人やってこられました。笑って許してくれましたが。   公園側をバックに。直射日光がさしていてうまくISOの調整ができませんでした。




温文研ホームへ 別府リストトップへ 県別リストへ
inserted by FC2 system