温泉文化研究所(HOME) 》 別府温泉共同湯 》  NO.13 松原温泉


松原温泉
  松原温泉は市営の永石温泉の並びにある区営の共同湯で、比較的交通量が激しいバス通り沿いにある公民館に入っています。この温泉のすばらしさは外観から感じ取るのはかなり難しいのではないかと考えます。それは内部は比較的別府によくありがちな造りで、確かに風情があって良いのですが、特別ここだけの特徴というものではなく、湯に非常に特徴があるからです。
  松原温泉のすばらしさ、その特徴はというと、入浴に丁度良い加減の温度になった独自源泉が常に湯船にかけ流されているという点にあります。
  これは別府全体にいえることなのですが、別府の源泉は温度の高いものが多く、その低温化には加水という手段が最も手軽に用いられています。(全ての施設や源泉で、というわけではありません。)だからこそ、ここ松原温泉のように加水なしの源泉が注目されるわけです。
  加えて、別府には独自源泉の共同湯は少なくはないのですが、有名なところでは竹瓦温泉北的ヶ浜温泉のような色つきの源泉はやはり数が少なく、そういう色つきの温泉(濁り湯)の中でも松原温泉の独自源泉のように、見た目にも美しい色をしている場所となると本当にそれだけで人に紹介したくなってしまうのです。当研究所の私見では先の“竹瓦温泉”“北的ヶ浜温泉”の他に“寿温泉”“九日天温泉”“梅園温泉”の6つは駅周辺では絶対に訪問すべき温泉と考えています。


松原温泉×
  再訪しました。しかし、下の画像と比べるとどうも外装をなおした様です。(2005年1月)
  こちら初訪問時の終了間際の画像。(2002年)
  撮影して湯船が美しくしくうつっていたのだけが救いです。
  こちらも正当派。直球勝負です。脱衣所一体式の別府らしい造り。
  かなりのんびりした記憶があります。
  再訪時の松原温泉。(2005年)こんな大きな湯船でもオーバーフローがわかるほど投入湯量が多いです。


2008年1月再訪しました。
  ほとんど何も変化がない・・・と思ったら、なんと!浴室内に洗濯機が・・・・。別府らしくてほほえましかったです。


  相変わらず、美しい湯が「あてっぱなし」!(大分か九州かわからないですが、方言で”湯を入れること”を”あてる”といい、「湯を入れ続ける」=「掛け流し」のことを「あてっぱなし」というおとうさんがいます。施設のキャッチコピーなどにも使われます。   ここの源泉は湯口で45〜46度くらいと感じられ、淡く若草色に輝く、クリアーなグリーンの湯です。以前は鉄管が湯船の中に直に入っていましたが、今回は温泉らしい湯を注ぐ音が響く、わかりやすい掛け流しになっていました。



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