温泉文化研究所(HOME) 》  車中泊のススメ



車中泊のススメ
  皆さんは旅館派ですか。車中泊派ですか。更に旅館派の場合、素泊まり派ですか。これらは自分の旅のスタイルや普段のこだわりにあわせて、それぞれの方向性が決まっていると思います。で、まあ、改めて言うのも何ですが、当研究所は車中泊派または素泊まり派です。このコーナーでは当研究所のキャンプ歴の中での車中泊に関するこだわりを論じます。



  皆さんは車中泊に何をお求めでしょうか。
    1.お金の節約
    2.時間の節約
(特に夕食を頼むと夜の湯巡りは断念です)
    
3.魂の自由

  まあ、色々あると思いますが当研究所的にはこの車中泊という旅のスタイルの
最大の利点は時間に縛られないことと考えています。
  温泉の解説の所によく書くことですが、「1〜2時間長居した」とコメントしていることがあります。一つの温泉の所要時間は40分位で見積もりを立てますので1時間以上居たらどこかにしわ寄せが来ます。でもだからといって予定に縛られて気に入ったところに長居できないのならば旅に来た意味がありません。
  ですから、結局「夕食は〜時です」とか「門限は〜時です」とか言うのは基本的に当研究所の旅のスタイルに合わないのですね。 



車中泊時のこだわり
  車中泊に関して当研究所が一番重要視することは順番に以下の通りです。
       1.静かなこと。
       2.明かりがつくトイレがあること。
       3.飲料水がでる使いやすい水道があること。
       4.朝、車を動かさずに(エンジンをかけずに)温泉に入りにいけること。
       5.朝、車を動かさす前に散歩が出来ること。(周囲の景色が良いこと)



こだわり・1
  この睡眠に関して一番シンプル且つ重要なことが実は日本では一番キープが難しいこととなってしまっています。だいたいなぜドライバーの多くの方はアイドリングを止めないのでしょう。本当に不思議です。車の振動や自身のエンジンの騒音がしない方が眠りやすいと思うのですが。唯一トラックなどで冷蔵設備のある車体は発電機を回す、又はエンジンのバッテリーを介した電源で冷やしているのでエンジンを切れないと言う話を聞いたことがあります。が、だいたい高速のSA/PAでもわざわざ大型車が一台単独で普通車のPに来てアイドリング状態で寝始めることをたびたび経験していますが、これになるともう理由は2つしか考えられません。すなわち1.大型同士お互いにエンジンが騒がしいが自分のは切りたくない(つまり空前の自己中)2.普通車への嫌がらせ、です。
  次に大型車を嫌った場合、やはり公園や道の駅になりますが、ここでもいくつか問題があります。まず町の悪ガキです。夜花火を始める、よくわからないけどとにかく騒ぐ、スケボーをごろごろずっとやっているなどはお約束、最悪なのは「族の集会(暴走族までいかなくても端から見ればそれと変わらない車の集まりは全て」です。これらをかいくぐることがまあ、必要なわけです。あと、結局道のすぐ脇のPも往々にして自動車のロードノイズが耳に触りだめなことが多いです。
  当研究所が今までの車中泊から導き出した結論は以下のような物です。
・お城や史跡・文化遺産など某国営放送のにおいがする場所
  まずなぜかお勉強のにおいがするところには悪ガキが寄ってきません(笑)。次にお城は山にあることが多く、また市街地にあっても元々敵に攻めにくいように作ってありますからだいたい大型車は入って来れない所が多いのです。そして行政側からすると予算がとりやすいのか、往々にして文化的な場所はお金がかかっていて、Pが広かったり、大きかったり、立派だったり、トイレが豪華だったり、良いこと一杯です。 例:山形県赤湯温泉の烏帽子山公園
   
こちら今のところ条件的には日本一ではないでしょうか。この烏帽子山公園自体昔のお城の跡で、すぐ麓には「上杉の湯御殿守」などの有名な旅館もあります。山まるごと公園などで朝起きた時のすがすがしさやちょっとした散歩にもよく、また、階段を下りた即の所には100円温泉である赤湯の公衆浴場「丹波の湯」があります。朝6時からなのでまず朝風呂それからのんびり行動を起こす。う〜ん、又行きたくなります。ちなみに公衆浴場は大湯など全部で5軒全て100円です。
・温泉街の無料のP
  温泉地の無料Pも意外な穴場です。ただ最近草津の道の駅が心配です。かつては絶好の車中泊の基地でしたが、最近本当にキャンプ場かもしくは家(別荘感覚?)と勘違いしてる人が増えたように感じます。まず朝起きると5時〜6時頃挨拶を交わして、世間話を始めます。また、普通に車の外に犬を繋ぎ、また定期的に散歩に出ます。車外にバーナーを出して料理するとかの以前の非常識の認識はすでに凌駕され、次のステップにうつっている気がします。 例:野沢温泉の新田立体駐車場
   
こちらも草津同様嫌な流れになっています。というのは最近「大型車の長期駐車はご遠慮下さい」とはっきり貼られてしまったからです。今のところ長期と書いてありますので、土曜の晩の9時過ぎにお邪魔し、翌朝7時から8時くらいに出ていくのは細々とやらして頂いてますがこの先P泊禁止になるかも知れません。悲しいことです。こちらのPはさすがに高原だけあり、朝の空気のすがすがしさと言ったらたとえようもないです。就寝時も起床時も共同湯までは徒歩3〜4分です。


こだわり・2
  トイレは男一人のP泊の場合は全くと言っていいほど問題になりませんが、奥さんと一緒の場合は自分の都合だけではすみません。
  当研究所が今までの車中泊から導き出した結論は以下のような物です。
・公的な役所が作った公園や道の駅
  これは北海道に多いのですが本州にもあります。例えば農林水産省が作る「農村公園」。これは道の駅みたいに全くメディアなどに載りません。おそらく自治体のすごくまじめなHPに載るのでしょう。でも、だいたい驚くほどすいています。そして往々にしてトイレが立派で24Hなこと(只公園を目指していくとトイレ夜間閉鎖とかぽっとんだったりします)が多いのです。 例:北海道美留和農村公園
   
こちら道の駅になれた身としては目から鱗が落ちる場所です。だいたい北海道は自然が濃いのですが、この公園我が家で貸し切りになることが多く、バードウォッチングも出来、また、歩いて簡単に釧網線の美留和駅に行くことも出来ます。朝な、夕なに散歩や旅の醍醐味を味わえ、ちょっと車を出せば川湯温泉の公衆浴場まで車で数分です。


こだわり・3
  温泉キャンプは最高です。温泉の一つの究極の醍醐味に『朝風呂』という要素があると思います。特に車中泊は扱ったり寒かったりが極端で、汗をかいた後、またとても寒かった朝に入る温泉はたとえようもない快感です。
  当研究所が今までの車中泊から導き出した結論は以下のような物です。
・温泉で有名な町の巨大な公園やP
  これは別府を語らずして何をか言わんやです。別府はそれこそ一通り全ての共同湯に入浴するだけでも星の数ほどの共同湯があり、本当に毎日浴場を気分で変えて入っても何年かかるかというほどあります。その上、概ねほとんどの旅館で日帰り入浴も受け付けていて、これがまた他の温泉地よりも安いかもしくは同じ値段でも湯がよい、美しいなどの付加価値があり、本当に嬉しい悲鳴を上げられます。 例:別府温泉の別府公園
   
こちら別府駅のちょっと山側です。普段は有料ですが年に1回年末年始は6日間無料となります。まず明かりがつく24H水洗トイレが完備、周囲には100円温泉がきら星のごとく、最寄りの野口中央温泉は徒歩5分ほど、また同じく年末年始のこの時期には徒歩7分の市営温泉田の湯は6日間無料となります。ちょっと足を伸ばせば、別府でも指折りのゲキシブ湯春日温泉や梅園温泉などもあり、また駅周辺は食料の買い出しや外食にも便利です。



温文研ホームへ



inserted by FC2 system