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温泉用語の基礎知識



 ある時後輩に言われました。「HP見ました。楽しいけどわからない言葉が多いです」。そりゃそうです。造語がおおいのですから。造語でなくても「共同湯」と「公衆浴場」の垣根を勝手に作ったり、言葉遊びをしているような面もあったり、とにかくわからない人にはわからないものが多いわけですね。そんなわけでこんなページを作ってみました。なお、内容に関してはあくまで当研究所が考える物なので、すみません、クレームはご遠慮下さいませ。但し、ご指摘のあった場合、用語の追加には対応したいと思います。



桜島ですたい!せごどん!     












オリジナル編
温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 足下自噴
(あしもとじふん)
  『足下〜』には当研究所こだわりを持っております。『足下〜』とは『温泉の湯口が湯船の湯の中の足下にあること』をいいます。中でも『あしもとじふん』はその最上級で泉源の上に直に湯船をしつらえて、かつ、湯が自噴しているもの(くみ上げでないもの)をいいます。代表的なのは北では青森県『蔦温泉』・南では鹿児島県湯川内温泉『かじか荘』です。
  足下自噴併用=自噴もしていて、別に源泉が注がれてもいる。例:福島県湯岐温泉 思いつきません。
 足下湧出
(あしもとゆうしゅつ)
 あしもとゆうしゅつとは同じ湯口が足下にあっても、1.源泉が離れたところにあり、少しだけ引っ張ってきている、2.モーターやエアーで汲み上げている、など『足下自噴』より一段落ちる物をいいます。例えば、鹿児島県の指宿温泉『むらん湯』などです。
思いつきません。 思いつきません。
  足下噴出
(あしもとふんしゅつ)
 これはただ湯を足下から出しているつまり、湯口がどこにあるかという問題だけの湯船です。これは湯をかなり引っ張って来いる温泉などではありがたみが薄れますので、それなら湯がちゃぽちゃぽ注がれている方がよいという方も出てくるはずです。
思いつきません。 思いつきません。
 源直・源直湯
 (げんちょく・げんちょくゆ)
 湯船や入浴施設のすぐ横またはすぐ近くにある源泉が直接注がれている湯船又は入浴施設。基本的に温泉は化学物質の恩恵による物なので『空気(酸素)』に触れない方が酸化せず、つまり鮮度が高いのです。足下噴出の場合(あしもとじふんまたはあしもとゆうしゅつではない)でも、源直湯なら価値は高いのです。
  思いつきません。 引き湯







温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 組合員専用浴場
(くみあいいんせんようよくじょう)
 文字通り『組合』に加入している方のみ入浴できるいわば会員制の共同湯。厳密には下記の『住民浴場』とは違います。
  組合員専用共同浴場・ジモ・ジモ専・ジモ専浴場   外来可・一般可・一回入浴可・臨時入浴可など
 住民専用浴場
(じゅうみんせんようよくじょう)
 集落や自治体など住民全員で維持をしている浴場。組合員浴場の場合、湯小屋の隣に住んでいる方でも入浴できない場合があるが、こちらは住んでいる人は誰でも入って良いもの。
  住民浴場・ジモ・ジモ専・ジモ専浴場=組合員専用共同浴場も住民浴場もジモと呼んでしまうところにジレンマがあります。   外来可・一般可・一回入浴可・臨時入浴可など
 アパ専
(あぱせん)
 アパ専とは『アパート住民専用浴場』の意味です。これはわからない人にはわからないと思いますが、九州特に別府などでは当たり前のことなのです。特定のアパートの方は大家さんが所有する温泉掛け流しの共同湯にまるで旅館のように入浴できます。
思いつきません。 思いつきません。
  住専
(じゅうせん)
 住専とは『住人専用浴場』です。これもぴんと来ない方が多いと思いますが、別府ではアパート以外にも『貸家』専用の共同湯があるのです。大家さんの所有する一軒家の貸家に居住する人はその敷地内にある共同湯に入浴できます。別府ではこの類の物が最も風情があったりします。
思いつきません。 思いつきません。
 自家泉
(じかせん)
 文字通り『自分の家の温泉』。家の中のユニットバスに注ぎ込まれる物から敷地内にまるで旅館の大浴場みたいなものを持っている方まで様々。特に周囲にとけ込んでいる自然の中の温泉とわからないような浴場が珍重されます。
マイ温泉 共同湯
 現代の秘湯
(げんだいのひとう)
 マスコミにほとんど露出せず、温泉ファン以外にはほとんど知られていない、というか、興味を持たれない小さな温泉のこと。町中にあろうと、山奥にあろうと秘湯は秘湯です。
  思いつきません。   昔の秘湯=乳頭温泉郷の『鶴の湯?』
 独自源泉
どくじげんせん)
 もじどおり『自分の土地に独自に持っている』源泉。これは貴重です。例えば、自家泉の方でも源泉はかなり遠くにあって湯を分けてもらっているという方も結構います。共同湯が独自源泉率が一番高いかもしれません。また、独自源泉宿も大変貴重でありがたいものです。
自家源泉 共同源泉・統合源泉





温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 さっぱり温泉(夜向き)
(さっぱりおんせん よるむき)
 文字通り夜の締めに向いている温泉。といっても、まあ、人によって様々なのですが、温泉は体に様々なにおいと浴感を残します。例えば、鳴子などでは入浴後もずっと硫黄の香りがとれません。また、海沿いに代表される食塩泉は海水浴の後のように体にべたつき感を残します。残留成分が肌に残っているからこそ、温泉の効能があるのですが、あまり癖のある物はちょっと・・・という人もいるわけです。それは人によって寝る時まで『そうであって欲しい』と思う人と『寝る時はちょっと・・・』と思う人がいて、当研究所は後者なわけです。ですから、当研究所で『夜向き』と表示があったら、『アル単』など癖がないにおいが体に残らず、石けんがきちんと泡だって、さっぱりする温泉のことをいいます。
  思いつきません。   レジャー温泉・垂れ流し(生活に生きない温泉)
 生活温泉
(せいかつおんせん)
 文字通り『生活』にとけ込んでいる温泉。ただし、浴用の温泉の場合は必ずしもジモとは限らず、地元の方以外はほとんど旅人が来ない温泉も含みます。更に浴用でない温泉の中で生活に生きる温泉(洗濯湯・汲み湯など)も生活温泉と言います。
  思いつきません。   レジャー温泉・垂れ流し(生活に生きない温泉)
 レジャー温泉
(レジャーおんせん)
 『たまのお休みなんだから温泉でも行かなくちゃ』という方が多く目指すところ。多くは入浴料が高く、よくわからない付加価値が沢山付いている。
  大型施設・センター系 生活温泉
 ほったらかし温泉
 (
ほったらかしおんせん)
 もじどおりと行きたいですがそうではなく、当研究所流には『無人のお賽銭式』の共同湯を指します。特に温泉街などにぎやかなところではなく、周囲が住宅街かもしくは民家などが全くない文字通り『ほっとかれてる』ものを指します。例:福島県湯倉温泉共同浴場・熊本県田の中ノ湯・某所人温泉
無人・お賽銭式。 番台式
  温泉バカ
(おんせんばか)
 温泉に関して『そこまでやるか』という人。『ほったらかしポリ浴槽に入る』『こけまみれでも入る』『車がびゅんびゅん走っていても入る』『アブがいても入る』『足がつかなくても入る』など行動には一見してわかる特徴があります。
  思いつきません。というか存在しません。一種一世代限りです。遺伝もしないようです。   温泉ファン。(普通の温泉好きな人。)






















ウェブ上での常識編
温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 熱湯
(あつゆ)
 文字通り『あつ〜い温泉』または入浴施設内の複数の湯船の内、温度を高く保っている湯がある湯船。しかし、体の温度センサーは人それぞれで、私の場合周囲で『あついあつい』と騒いでいても平気な方です。自己限界は46〜7度。一般には43〜4度で『からだがびしっとして湯の中で動けない』湯の扱いになるかも?
高温泉 ぬるゆ・低温泉
 アビルマン
(あびるまん)
 垂れ流しというか掘られたままというかとにかく利用されずほっとかれている温泉を周囲を省みず『アビテ』しまう行為、又はその行いをする人。私は生涯で一度だけしたことがありますが、やはり湯船に浸かる方がいいです。
思いつきません。   これは反対語ってアルのでしょうか?
 アビルマン系
(あびるまんけい)
 アビルマンまたはそれに属する形での入浴を伴うものを形容する語。『アビルマン系の温泉』『アビルマン系の温泉ファン』等と用いる。
思いつきません。 思いつきません。
  アブラ臭
あぶらしゅう)
 浴室からいきなり『アブラ』または『石油』などの揮発系の頭がくらくらするにおいがぷんぷんすること。又その香り。硫黄臭や卵臭同様温泉ファンの間では最も熱狂的な固定ファンを持つカテゴリーで、『アブラ臭温泉のML』まで存在します。(ちなみに好き嫌いがかなりはっきり分かれるカテゴリーでもあり、私は苦手です。)
石油臭 思いつきません。





温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 アル単
(あるたん)
 温泉の泉質における最もポピュラーな『アルカリ性単純温泉』を省略した言葉。人によっては『つまらない温泉』の代名詞であるかのように用いるか違いますが、日本の分類では『モール泉』(麦茶色やコーラ色などいわゆる黒湯に属する)や硫黄の柔らかな香り(ゆで卵に似ている)がする温泉も多くが単純泉なので一概には言えないと思う。
単純泉 思いつきません
 塩素バリバリ
(えんそばりばり)
 消毒の為の塩素がものすごく沢山入っている為浴室が屋内プールと同じ香りで満たされている状態。または飲泉のため口に含むとはっきり塩素がわかる状態。ほぼがっかりした時に使う言葉。但しまれであるが、元々天然成分として添加せずにも塩素がたっぷり入っている温泉も存在し、成分表を見なければわからない時もある。
循環バリバリ 掛け流し
 掛け流し
(かけながし)
 湯を一度しか使わない入浴方式。源泉から湯船へ、湯船から排水溝へ、排水溝から処理施設又は川や海へという図式が崩れず守られている入浴方式。循環させていない、再利用していないことの証明。
放流式・掛け捨て・流しっぱなし・捨てっぱなし・ 循環・濾過
  オーバーフロー  元々は土木や建設用語。液体が溢れる様を言う。温泉では湯船から湯が溢れている事を言う。ただし偽オーバーフローもあり、溢れさせた湯を循環している施設もあるので、注意注意。また、やはりオーバーフローと言ったら、湯船の縁全体から溢れてもらいたい。縁の一部にへこみや切れ込みを入れてそこから排水しているのはオーバーフローと認めたくない。(が、勝手な言い分なのである)
  また、温泉タンクの中から自然に溢れて捨てられるいわゆる『捨て湯』もオーバーフローと呼びます。
溢れる 思いつきません。
































目をお休め下さい。








温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 加水
(かすい)
 文字通り『水を加える』ことなのですが、温泉においては様々含蓄を持った言葉です。まず、極端に加水を嫌がる方がいます。もちろん水を入れれば温泉成分が薄まるのは自明の理ですが、生活温泉たる共同湯に置いては湯治的な要素をあまり求めるのはどうかと思います。やはり体に丁度良い温度を見つけ、そこまで加水するのも止むなしと当研究所は考えます。本当は冷源泉投入式や源泉くみ置き式が一番良いのですが。
思いつきません 思いつきません
 (加熱)冷源泉投入式
(かねつれいげんせんとうにゅうしき)
 水ではなく温度の下がった温泉をブレンドして湯の温度を下げること。特に同じ湯をくみ置きして置いて、また戻すというのが理想的。最初から冷泉を持っている温泉では贅沢なダブル源泉の所もある。
思いつきません 思いつきません
 仮設〜
(かせつなになに)
 建て直しが難しいきちんとした作業工程を経ていないものに使う形容詞。温泉の場合、『仮設浴舎』『仮設浴槽』『仮施設』などというように使う。
思いつきません 本〜
  共同浴場
(きょうどうよくじょう)
 文字通りみんなが共同で使うお風呂。一人暮らしの場合、安アパートは風呂・トイレ共同などというのはもうおじさん世代にしかわからないのが悲しい。ところが、日本の場合、50円の共同湯も2000円の日帰り湯も同じカテゴリーにくくってしまっている。
  共同湯・公衆浴場・大衆浴場・共同温泉・日帰り湯・立ち寄り湯 宿泊施設・旅館のお風呂
 きしきし   お湯がきしきしすること。つるつるすべすべするお湯の反対の湯。硫黄泉や酸性線に多い。
ぎしぎし つるすべ


当研究所が考える共同湯と公衆浴場について
   当研究所ではあえて共同湯と公衆浴場という言葉を使い分けています。法律的には多分この両者は同じものを指すのだと思います。しかし、例えばみなさんよくご存じの渋温泉の9つの共同湯など、明らかに「銭湯」もしくは「公衆浴場」と呼ぶには違和感がある浴場は存在すると思います。ではその境界線をどこにひいたらよいのでしょうか。当研究所の私見では以下のように考えています。
 1シャワーやカランが全くないか、あっても2〜3である。
  
 (特に洗髪や体洗いの時、浴槽から直接湯をくむ施設)
 2浴槽の大きさが大人6〜7人入れば一杯の大きさかそれ以下である。
 3
脱衣所と浴室が一体化して境目がない。
 4
利用料金が毎日の生活の中でレジャー扱いとならない金額
    (無料から400円以内)である。(たまの休みに500円以上出
    して骨休みに行くレジャー温泉をのぞくという意味です)

   上の項目の2つ〜3つを満たしていれば一応当研究所ではその施設を「共同湯」と呼んでおり、すべての項目を満たしていない、特に1.を満たさない浴場を「銭湯」もしくは「公衆浴場」と呼ぶことにしています。







温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 玉砕
(ぎょくさい)
 温泉に入れないこと。多くは定休日又は臨時休業に当たることによって起こるが、ポンプの故障、営業時間外に到着、臨時清掃日、臨時総会、臨時早じまい、レジオネラ菌発生による自主休業、果ては廃止、廃業、とにかく無くなっていたなどなど理由は挙げ切れません。特に思い入れの強い温泉に十分な下調べを行ってやっと到着して臨時休業だった日には・・・・・、立ち直るのにその場で5分くらいかかります。
ロスト・とりこぼし ゲット・満願成就
 共同源泉
(きょうどうげんせん)
 文字通りみんなで共同で所有する源泉。集落で組合を作り管理したり、会社を作って管理したり、管理を委託したり成り立ちは様々。
思いつきません 思いつきません
 げろげろ
 温泉や湯小屋、浴室や浴槽が風情があったり、鄙びていたり、ぼろかったりした時又は湯がとっても個性的だった時に使う形容詞の最上級。『ゲキシブげろげろの温泉』『げろげろ湯』などのように使う。語源は不明。もちろん褒め言葉。
げろしぶ・ 思いつきません
  源泉カラン
(げんせんからん)
 カランとはオランダ語で蛇口のこと。日本で最初に外国のお風呂の文化が入ってきた時なぜか採用になった。(なにかの番組で見たが理由は忘れました)で、浴室で源泉の湯が出てくるカランのこと。大別して2種類有り、1.源泉が加熱の要ありという40度未満の加熱湯の時には湯船に冷源泉を注ぐために付いている物と、2.源泉が入浴適温の場合、源泉をそのままカランに使用して、洗髪や洗顔に使う物とあります。伊豆の共同湯などでは源泉カランがナトリウムとマグネシウム一杯の源泉でカランの湯では石けんが全く泡立たず、水で体や頭を洗わねばならない所もあります。また、冷源泉の場合調子に乗って注いでいると湯船の加熱が間に合わなくなるほどぬるくなってしまう時もあります。(まあ、どちらも楽しいのですが)
  源泉蛇口・源泉口 水蛇口・真湯蛇口






温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 源泉浴槽
(げんせんよくそう)
  大型の施設にありがちですが、湯船が複数ある場合源泉が注がれる浴槽が限られている場合、他の浴槽と区別するために用いる語。こういった場合源泉浴槽以外は何かというと、水を沸かした真湯の場合が多いのですが、たまに他のは源泉の循環浴槽で一個だけ『源泉掛け流し』浴槽だった場合も『源泉浴槽』(源泉が味わえる浴槽)と言ってしまったりします。更にこれが批判のための言葉かというと、これも一概に言えなく、例えば湧出量が少ない温泉でオーナーの心意気によってあえて源泉を味わえる小さな浴槽を用意してくれている場合もあるので、褒め言葉の場合もあります。
源泉槽・元湯・上湯 思いつきません
 混合泉
(こんごうせん)
 文字通り2つ以上の源泉を混ぜて使うこと。温度調節の為(一方が60度以上あると冷ますのは手間、加水は水道代がバカにならないということで35度以下の源泉と混合したりする)に行うのは仕方ないとも思いますが、意味がわからない混合をしている所もあります。基本的にはそれぞれを別の浴槽に注いで、源泉浴槽を源泉の数だけ作ってもらうのが『我々』側の理想ですが、まあ色々あるのでしょう。
混合源泉・ブレンド 思いつきません
 統合源泉
(とうごうげんせん)
 混合線は施設単位で使う言葉ですが、規模が温泉地全体や集落全体で2つ以上の源泉を混ぜている時には統合源泉と言うみたいです。(明確な区別があるのかはわかりませんが)
統合泉 思いつきません
 コンプリート
 英単語で『完成する』という意味。草津や野沢など一温泉地にある共同湯を全て湯破(とうは)すること。例:『まだ大鰐温泉はコンプリートしていない』などと使う。
湯破・全制覇 思いつきません
 湯破
(とうは)
  コンプリートと似ているが、こちらの場合より対象が広く、例えば温泉街に旅館が4軒しかないときにその旅館全てに入浴すると『〜温泉を湯破した』などとも言うし、また、一定のエリアで特定の泉質の旅館を全軒制覇する時にも『このエリアのアブラ臭温泉はもう湯破した』などと使う。
全軒制覇・入り倒す 思いつきません









温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 地獄
(じごく)
  温泉や高温の蒸気、火山性のガスが地面一帯から吹き出している場所のこと。
思いつきません 思いつきません
 自噴泉
(じふんせん)
 文字通り自然に湧いていること。汲み上げたり、人工的な力を加えずに吹き出していること。本来は湧水にも使うはずですが、なぜか温泉のイメージが切り離せないのは温泉バカだから?
自然湧出・自然噴出 揚力源泉・掘削源泉
 揚力源泉
(ようりょくげんせん)
 モーターやエアーやポンプで汲み上げた源泉。掘削技術が進歩したのは本当に最近のことで、歴史的に言えばついこの間まで『上総堀り』などのせいぜい10bほどの手掘りが限界で、逆に言うと揚力が増えたせいで自噴泉が減ったそうです。
自噴泉 思いつきません
  スケール
 スケールとは温泉の化学変化で出来る固形の物質の中でも源泉パイプの中にこびりつくものをいいます。特に有名なのが『炭酸カルシウム』でしょう。不思議と大分の長湯でよく見られる湯船の縁に付く『猿のこしかけ』状のものはスケールと言いません。
湯あか 思いつきません










温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 センター系
(せんたーけい)
  大型の日帰り湯や温泉施設を指す言葉でしたが、最近はあまり使われません。温泉の研究をする方が増え、地方には『〜センター』といっても安価で実力もある温泉が存在することが知れ渡り、安易な呼び方は出来なくなりました。特に青森県はあからさまなセンター系の温泉が、完璧な掛け流しの公衆浴場だったりします。
大規模温泉施設 共同湯系
 つるすべ・ツルスベ
  湯に入っている時、腕などをこすると肌触りがつるつるすべすべするという意味の形容詞。温泉の成分自体の影響(重曹泉など)の場合と含まれるガスが体に付着して感じられる場合(炭酸泉など)が多い。
つるつるすべすべ きしきし・ぎしぎし
 とど(る)・トド(る)
 温泉の浴室内において、十分暖まった後、歓喜の気持ちを持って縁や洗い場に寝転がってまどろむこと。語源はとどの日光浴に似ているからとも、とどを好む人は腹が出ていることが多いからとも言う。基本的に『とどに最適』というのは湯船からオーバーフローした湯が洗い場に均等に流れ出て、川状態になっていることを言う方が多いが、浴室内がスチームサウナよろしく湯気だらけであったり、洗い場に源泉の熱が伝わって暖かかったりといろいろなトド条件がある。
『でべろーん』とする 思いつきません
  卵臭
(たまごしゅう)
 温泉の香りで硫黄成分が作用するとゆで卵のような香りがすること。元が硫化水素ガスなのでほんとは吸いすぎると死んじゃうのかも?
硫化水素臭・硫黄臭 思いつきません












温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 入湯数
(にゅうとうすう)
  文字通り温泉に入った数のことなのですが、基準がまちまちで実はあまり意味の無いことが多い。まず、温泉ファンならば自分の入湯数を公開している方が多いわけですが、数を数える時にベースにしているものが人によって違うのです。
  
1.温泉地ベース・・・本来はこれであるべきと思うのです。温泉地ベースとは、文字通り『〜温泉』にいったら1湯と数える方式。特に草津などの大温泉地で何件旅館に行こうと共同湯18軒に浸かろうと1は1という考え方。
  2.施設ベース・・・何カ所浴場に行ったかを数える。前述の草津ならば共同湯をコンプリートして更に和風村の旅館に5軒入れば『23』湯と数える。
  3.源泉ベース・・・当研究所的には一番『?』な数え方。例えば上諏訪温泉は4〜5の源泉の統合源泉です。これに1入っても『5湯』と数えたりするのでしょうか。野沢温泉も共同湯だけで半分くらいが独自源泉ですが、これも野沢に行って共同湯のコンプリートをした時、『8湯』入ったと数えるのでしょうか。

  というわけで当研究所入湯数は数えていません。
思いつきません 思いつきません
 野湯
(のゆ)
  アビルマン系の温泉の中でもきちんと湯が溜まっていたり、溜めるために掘れば入浴が可能になる場所、または若干手を加えられて、入浴に最適になっている場所のこと。当研究所、『無料の露天風呂』と『野湯』の違いが現在定義できていません。(例えば屈斜路湖の和琴露天などはどっち?)
無料の露天風呂 思いつきません
 半循環
(はんじゅんかん)
 一見掛け流しかなと思いきやオーバーフローしながら、浴槽内部で湯を吸って循環もしている浴槽のこと。概ね嫌な印象はないことが多い。(塩素のにおいがするかどうかが分かれ目です)
思いつきません 思いつきません
  半露天
(はんろてん)
 屋根のある露天風呂、または上方がないが周囲はばっちり囲まれてる露天風呂、又は内湯の浴場であっても、浴槽の2面以上の壁が床から天井までガラスで出来ていて、しかもサッシのようなオープンが簡単に出来る浴場を言う。
思いつきません 思いつきません





温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 フロダー
  ライダーの派生語。ラを強く読むとただ「乗る人」になってしまうが、ダを強く読むおかしなアクセントだと特に「バイクに乗った旅人」になる。主に北海道においてだが、このことばから次に自転車に乗る旅人を「チャリンコ+ライダー』で『チャリダー』、歩いて旅する人を「とほ+ライダー」で『トホダー』と呼び始めた。そして、最近「風呂+ライダー」でフロダーというひとがでてきた。もちろんお風呂にはい(ってばかりい)る旅人という意味。(あくまでもあくまでも旅をしてまわっていなければなりません。ただの温泉好きな人は温泉ファン又は温泉バカ)
思いつきません 思いつきません
 モール(系・泉)
  北海道は湿地帯が多く、基本的に湿原の下には多くの植物がある。古い地層の植物質が溶け出して、地下水が茶色から黒色に色づいてしまうのが『モール系』。北海道では湿原らしきところで湧いている湧水の多くが茶色いし、またアブラが浮いていたり、鉄分で真っ赤だったりする。こういった湧水が温泉だとそれを『モール系の温泉』または『モール泉』という。概ね、茶色、麦茶色、コーヒー色、コーラ色、などと表現され、コーヒーやコーラまで行くと『黒湯』と呼ばれる。また、ゆの個性により、赤みが差している場合もあり、その時は『紅茶色』ともいう。
黒湯 思いつきません
 湯ノ花
(ゆのはな)
 温泉の中に混じる天然の温泉成分(化学物質)。これをごみや垢、埃などと勘違いして汚れだと思ってしまう人がいる。そうすると清潔感を感じないと言うことで濾過したりすることになる。で、湯の個性が弱まる。また、温泉の蒸気から直接湯ノ花が結晶化することもあり、売っている湯ノ花は液体の温泉の中に沈殿した物を乾かした物と地表に結晶化したものを削ったものと2種類ある。
    温泉中の湯ノ花の形容詞

  1.消しゴムカス状の・・・これは文字通り消しゴムの使用後に出る細く多少曲がりくねったぶちぶち切れた湯ノ花のこと。多くは白いが黒い物もたまにある。
  2.パウダースノー状の・・・これも文字通り粉雪のような白い湯ノ花。最も温泉らしい白濁の湯や透明だけど硫黄泉という場合に湯底に沈殿していて入浴時にわき上がる。
  3.糸くず状の・・・消しゴムカスよりやや長く数も多い時に使うようにしているが、そんなに大きな差はない。
  4.卵スープ状の・・・この中では一番大きな湯ノ花が舞っている状態。中華風スープのかき玉汁を思い浮かべてください。
思いつきません 思いつきません
  浴感
(よくかん)
 入浴後の感想、又は入浴した温泉がガツン湯であるかないかを指して言う。感想に置いては、『浴感はさっぱりしたもので、後に残らない』などと使い、又ガツン湯の意味では『あまり浴感がなかった』などともいう。(温泉として弱いという意味でもあり、さっぱり温泉であるという意味でもある)
思いつきません 思いつきません



温泉(ばか)用語 解説とうんちくとこだわり
類義語 対義語
 濾過
(ろか)
  これには2種類というか2段階有ります。まず、ちょっとまし(といっても次のに比べればですが)なのは湯ノ花や温泉成分を漉し採ってしまう事を言う物です。これは例えば鉄泉なら『鉄』分を濾過し、赤い色の湯を無色透明にするとか、鉄臭く無くするとかそういうことです。これで、掛け流しになっていればまだ、塩素臭くはありません。これが更に循環濾過となると、濾過するのは、人の垢や髪の毛など不純物ということになります。こうなると当研究所的には温泉ではなくなります。
思いつきません 思いつきません




とりあえず ここまででございます。



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