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真・お勧め共同湯(温泉)
 
 当研究所は温泉文化の研究に当たり、共同湯をその中心に据えております。もちろん温泉文化研究所と銘打って居るとおり、温泉が生み出した文化はどん欲に何でも扱っていく所存ですが、やはり洗濯湯や放置源泉を発見するより、隠し湯系の共同湯や住民浴場を発見した方がより高揚感があるのは偽らざるところです。また外来可能の湯であっても秘湯度が高かったり、思いがけない良泉に巡り会ったり、コストパフォーマンスが非常に高かったりしても心に訴えるものがあります。

    
 この頁では当研究所の琴線に触れる共同湯(温泉)をご紹介します。県別温泉リストなどで当研究所が「お勧め」としているものはこのリストに掲示されている温泉をスタンダードにして「何がよいのか・どういったポイントがお勧めなのか」と考えてください。
    

選出のポイント
・共同湯の良さを計るポイントとして、共同湯の外観を印象づける要素はいくつかありますが、大きな要素としては1.周囲のロケーションとマッチングしており、2.浴舎自体のシブさ(古さ・ボロさ・造りの荘厳さ・B級感・ちっちゃさ・歴史の深さなどを総合した感覚)をもっている浴場であること。 ・掛け流しで源泉投入量が非常に多く、洗い場が小川状態・洪水状態、または排水溝(穴)が排水に追いつかない“洗い場が川状態”な浴場であること。
・掛け流しで源泉温度が40〜47度内にあり、源直湯でありながら、加水の必要が全くない新鮮な源泉100lの浴場であること。
・浴室には湯船以外に余計な設備が最小限である浴場であること。 ・浴舎も湯船もこぢんまりしている浴場であること。
・外湯巡りを楽しめる温泉街の中にひっそりとある浴場であること。 ・湯は色つき湯であっても透明湯であっても見た目に美しい浴場であること。
・裏路地系あるいはほったらかし系など見つけにくい浴場、又はさりげなく存在し、外観からは浴舎とわからない施設であること。 ・共同湯の原点に「自噴する湯を自然のまま利用する」という要素があります。つまり海抜において源泉より湯面が低い、湯を流し込めば浸かれる「半地下浴場」であること。
10 ・共同湯の大きな魅力の一つに源直湯という要素があります。これは「源泉を直に利用している=湯がこの上なく新鮮」ということです。共同湯は施設にお金をかけないが故に余計な設備を持たない所が多いです。浴室に湯船一つ、それ以外は導水管が一本(これは水でも温泉を利用した湯でも)だけで、シャワーも何も無し、増して循環の設備などあるわけもありません。共同湯が専用の源泉を所有しているのもそれほど珍しいことではなく、湯小屋がその源泉のすぐ横(又は近く)にあるというのが源直湯です。源直湯であること。 11 ・共同湯の原点に「年齢・性別を問わず誰でも普通に使える」という要素があります。この性質を現代に伝えるのが「混浴の浴場」です。昔は全く珍しくなかった混浴浴場も今では様々な影響からどんどん別浴化されていますが、地方の名もない共同湯はもとより、意外や有名な温泉であっても歴史ある湯治場などの場合、今でも普通に混浴が生き残っています。当研究所はこの様な共同湯の原点を表す混浴浴場を高く評価します。
12 ・上記源直湯の究極が足下自噴泉でしょう。“足下自噴”とは文字通り「源泉が足下=湯底から直に湧出していること」です。これは湯の新鮮さを味わう上で究極の贅沢です。地球が生み出した自然の恵み「温泉」、その生まれ出た最初の遭遇が自分のボディ。なんというロマン、なんという奇跡。温泉文化研究所は足下自噴泉を追求します。 14 ・更に共同湯には今まで紹介してきた『誰でも入れる』という要素の他にも、「部落湯」「鍵風呂」「住民浴場」「組合員専用浴場」「ジモ=地元住民専用浴場」などという概念があります。こういった温泉は住んでいない人(住民ではない人)、組合に加入していない人(契約していない人)、鍵を持たない人、などは原則入浴できません。しかしそういう温泉に限って得難い魅力を持っていたりするのです。当研究所、日本の全ての外来不可の共同湯を研究対象としております。またこういう由緒ある浴舎には日本の美しき大工仕事が活きており、その見事さにはうっとりしてしまうのです。
13 ・足元自噴泉や地元住民専用とまではいかなくとも、温泉の中には独自源泉使用のものが存在します。この「湯」にはこの「浴場」でしか入れないという響きにはまた違った魅力があります。独自源泉利用浴場であること。
15 ・無人でお賽銭式のほったらかし温泉であること。日本人の公共道徳を今に伝える古式ゆかしい方法を守っている共同湯こそ当研究所は取り上げます。 16 ・日本の温泉には温泉街を形成し、複数の共同湯が点在するところがあります。中でも風情ある共同湯を無料で開放している温泉は当研究所の積極的な研究対象です。
17 ・生活密着型温泉であること。地元の方が自分の家の敷地の延長部分であるかのように毎日決まった時間にラフな服装で訪問し、地元民以外はほとんど見かけない浴場を生活温泉と当研究所は呼んでいます。地元密着型の生活温泉浴場であること。 18 ・共同湯のその他の切り口には『共同露天』があります。混浴で用いられる共同温泉が更に目隠しもない状態で利用される。なんとすばらしいことでしょう。周囲が風光明媚な自然に恵まれていたらなおさらです。すばらしいロケーションの中にある浴場であること
19 ・更に忘れてはならない重要な共同湯の要素、それは『低料金であること』です。当研究所が知る限り日本で一番安い入浴料金は組合加入により一月500円の定額で入り放題という共同湯です。一日2回入浴するとして(青森や大分では朝、晩が当たり前)一回あたり10円を切っています。一回入浴においても2桁の入浴料金(50円〜90円)の浴場は心ふるえるものがあります。激安浴場であること。 20 ・『低料金』には2種類の意味があり、もう一つは当研究所が自らに科している料金設定400円以内でいかに付加価値が多いかという事もあります。全国には300円台の入浴料金であっても、驚くような施設・設備を持つ浴場や、湯を贅沢に使用できる浴場が存在します。コストパフォーマンスが非常に高い浴場であること。

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