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京都府  温泉文化レポート
 京都には温泉はあまりないと言われておりますが、実際はどうなのか。当研究所でも現状では踏み込みが甘いと言わざるを得ません。何軒かフロントまで伺ったりして確認しましたが、結局印象に残ったのは2軒のみでした。(2003年訪問)


琴引浜温泉

  泣砂で有名な京都府の丹後半島の琴引浜海水浴場。そこに坂本さんの超秘湯の本で紹介された有名な無料の露天があります。ここ丹後半島には地図上で比較的多くの温泉地名が見られましたが、どこも風情のない建物で料金も普通、しかも循環または濾過を行っているところが多く、当研究所の対象にはなり得ないように感じました。


琴引浜露天風呂
  2003当時は夏の海水浴シーズン(詳細は不明、7月8月の特定期間だけという噂)に夕方からのみ湯が供給されているようでした。これは実に旅行者泣かせの時間帯でした。おまけに海水浴中の昨日入浴したという親子連れに話を伺いましたが、時間そのものもかなりファジーなようなのです。ロケーションが抜群ですが、海水浴場で、夕方から、しかも真上が立派なキャンプ場とくればどうも水着を用意しないとどちらにしても入浴は無理そうです。でもそれ以上に海岸ぺりの無料露天で夕方から数時間というのは厳しすぎます。(下調べをしない当研究所が悪いのですが)
  この日は朝の8時に着いてしまい、あまりにもロスが大きいのであきらめて先に行きました。しかし、東京から遠かった。


木津温泉

  木津温泉は鉄道(北近畿タンゴ鉄道)の駅名にもなっており、京都府内においては駅から徒歩数分で湯巡りができる貴重な温泉ですが、今回「まっとうな温泉」本を見ていくまで、その存在を全く知りませんでした。数軒の旅館もありますが、公衆浴場となっている「しらさぎ荘」は料金も手頃で、何より風情のある建物がすばらしく思いもかけない発見にうれしくなってしまいました。


※2008現在休業中

しらさぎ荘
   なんと美しい建物でしょう。すでに胸がどきどきします。ここが「湯元」だとすれば、他の旅館は適温湯だと伺いましたので、沸かしているのかもしれません。ここ「しらさぎ荘」の湯は美しい澄んだ透明なもので、夏向きのかなり温めの湯でした。しかし、すばらしい浴感があり、湯に浸っていると胸がどきどきしてきて、まさに“霊泉”に浸かっているかのごとき印象を受けます。。
   浴室入り口です。外部の作りが中にまで生きています。古い洋館のような雰囲気で、昔はかなりにぎわった温泉なのではないでしょうか。天井がものすごく高く、爽快感があります。
  湯船です。立派な公衆浴場に見えましたが、中は湯船に湯がこんこんと注がれているだけで、そのほかには何もありません。この後1時間以上奥さんと二人で男湯も女湯も貸し切りでした。広い洗い場に大の字になり、まるで自分の家のように過ごしました。湯船から溢れた湯が右側の洗い場に流れているのがわかるでしょうか。湯船に身を沈めるとざざーと一気にあふれ、これまた爽快です。何度も何度も繰り返してしまいました。だって湯は流れっぱなしで、しかもあっという間にたまってしまうのですから。
   本当に贅沢な時間でした。湯量をお楽しみください。動画でないのが残念です。
   このように天気もよく朝から一日分の満足をしてしまいました。左は住居棟と受付です。

   下:中の張り紙です。素朴でとてもいいと思いました。

   更に下:夏の山陰の海のきれいさは日本中に誇れるものだと思います。


  2003年訪問時に撮影しました。入浴画像、それも“オーバーフロー画像”のはしりのころです。(上)   デジカメ購入当初はあまり自分を撮る・・・というような事はしていませんでした。なのでここは珍しいです。よほど気に入ったのだと思います。


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