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秋田県 温泉文化 レポート
 秋田県の温泉事情は青森県に次ぐレベルの公衆浴場が多いというのが当研究所の感想です。東北においては長らく当研究所、青森県の研究に没頭していましたが、ようやく秋田県全体をかろうじて論ずることが出来るほどの湯巡りを敢行して参りました。(2005.8.20)
 その結果大きな事が判明しました。それは秋田県の公衆浴場にはお役所からの通達で『塩素系消毒薬の使用が義務づけられている』ということです。この為『天然温泉100l・掛け流し・循環無し』の浴場であっても、浴場の塩素の使用法と使用量のさじ加減で浴室全体に塩素臭が充満している所があり、それによって大きく浴場の評価が変わってしまう可能性があるのです。(実際浴場の中にははっきりと「保健所の指導で塩素系消毒薬を使わざるを得なく、においは我慢してください」旨、貼ってる所もありました)。一方、当研究所の経験の範囲では、使用量が少ないのか、または消毒薬でも臭いが出ない物を旨く探して使っているのか、塩素が気になる浴場とそうでない浴場が両方存在し、その違いがよくわかっていません。幸い、塩素が気にならない素晴らしい浴場も沢山見つけることも出来ました。
 秋田県には青森県と同じくらいのレベルの温泉がたくさんあり、「湯も個性的」で「便利」で「安い」と三拍子そろった温泉が見つかっていますが、硫黄泉やアブラ臭温泉、アンモニア臭温泉など臭いに関してはっきりとした個性がある所以外は湯面から塩素が匂い立ち落ち着かない所もあったのが残念でした。
 個人的には、小安峡周辺鹿角周辺日本海沿岸秋田市周辺が気に入っています。



当研究所が考える共同湯と公衆浴場について
   
   当研究所ではあえて共同湯と公衆浴場という言葉を使い分けています。法律的にはたぶんこの両者は同じものを指すのだと思います。しかし、例えばみなさんよくご存じの渋温泉の9つの共同湯など、明らかに「銭湯」もしくは「公衆浴場」と呼ぶには違和感がある浴場は存在すると思います。ではその境界線をどこにもうけたらよいのでしょうか。当研究所の私見では以下のように考えています。


   1.シャワーやカランが全くないか、あっても2〜3である。(特に洗髪や体洗いの時、浴槽から桶で直接湯を汲む施設)
   2.浴槽の大きさが大人6〜7人入れば一杯の大きさかそれ以下である。
   3.脱衣所と浴室が一体化して境目がない。
   4.利用料金が毎日の生活の中でレジャー扱いとならない金額(無料から400円以内)である。
     (たまの休みに500円以上出して骨休めに行く様なレジャー温泉をのぞくという意味です)


   上の項目の2つ〜3つを満たしていれば一応当研究所ではその施設を「共同湯」と呼んでおり、すべての項目を満たしていない、特に1.を満たさない浴場を「銭湯」もしくは「公衆浴場」と呼ぶことにしています。

                      
※その他に意味がわからない用語が多すぎると言う方は・・・温泉用語辞典をクリック!!

  東北の湯巡りには欠かせない温泉本が2冊あります。一つは東北温泉ファンには有名な『無明舎出版』の本です。特に青森県のものは情報量と使いやすさが突出しており、当研究所も『無明舎出版』の『青森の温泉』1680円と『青森の公共温泉』(1680円)を愛用しており、データ的な部分でも多いに参考にさせて頂いております。ご存じない方は東北にお越しの際は書店でチェックしてみてください。

  そしてもう一冊。北東北3県のタウン誌が合同で発行している温泉本『北東北日帰り温泉』です。こちらは単に温泉紹介にとどまらず、「青森」「秋田」「岩手」の中で紹介した温泉全てに何らかの特典付きクーポンが付属します。中でも圧巻なのは紹介した温泉約300湯の内100湯ほどは無料となることです。その他、残りの温泉でも割引になったり、ドリンクがついたり(ホテルでなく公衆浴場でですよ)とにかく『980円』という元は完全に一日で取れます。(ちなみに青森の無料クーポンのみで1万円を超す入浴料金が無料に!!)もちろん当研究所のレポートでも無料入浴は随所に有り、(特に当研究所らしからぬ高額の温泉は全てこれです)大いに活用させて頂いております。ご存じない方は東北にお越しの際は書店でチェックしてみてください。(但し夏には売り切れです。) 
  問い合わせ  http://web.feeler-st.co.jp/feeler/bessatu.html


秋田県北東部エリア
大館・比内・北秋田
秋田県北東部エリア
鹿角・八幡平
秋田県中部エリア
大仙市周辺
秋田県日本海北部エリア
男鹿・能代
秋田県日本海南部エリア
象潟周辺
秋田県中部エリア
秋田市周辺
秋田県南部エリア
皆瀬村周辺
紹介施設数
およそ60軒
HOME
END


秋田県北東部エリア
大館・比内・北秋田など


  秋田県では本当に貴重な入浴料100円のゲキ安の温泉群がひしめく大館市の界隈は秋田県の中でも特異な位置を占めています。ほったらかし系の野湯あり、極上湯治宿あり、100円温泉ありのこのエリア、訪問には何日あっても足りず、きょろきょろしてしまうでしょう。
共同湯を持つ温泉地
温泉地名 概要 共同浴場数
大湯温泉   秋田県が誇る、複数の共同湯を持つ温泉街がある大湯温泉。外来可の共同湯のみでも4軒の中から好みに合わせて訪問できます。そのバリエーションは掛け値なしの足下自噴泉から源直湯まで様々です。湯の豊富さから察するにまだまだ当研究所の研究が足りないと感じる場所です。
   6時から21時。120円。(荒瀬/上/下/川原の湯共通)
     極上。お勧め。
八九郎温泉   当研究所が改めてコメントすることは何もないくらい有名な温泉。野湯ジャグジー・足下自噴・源直しゅわしゅわ泉と3つのバリエーションが主な湯船ですが、この辺りあちこちで炭酸泉が吹き出ており、この他にも様々あります。
    24H。無料。
   極上。お勧め。
大滝温泉   大湯と同じく安価な共同湯がそろう大滝温泉。特に住宅の中に埋もれる「軽井沢共同浴場」(某有名避暑地とは縁もゆかりもありません)と山間の小さな集落に存在する「別所温泉」は特筆すべき物です。
   6時〜22時/150円/軽井沢温泉
   6時〜21時/100円/別所温泉
   6時〜22時/200円/湯夢湯夢(トムトム)の湯

   極上。お勧め。
大葛温泉   「かつては無料だったんだよ。」とやや悔しいコメントをしてくれる地元の方。最近立て直された大葛(おおくぞ)温泉はきれいな浴室にも関わらず美しきシンプルさを持った湯船一つカランほとんどなしの100円温泉です。だいたい立て直して尚100円って一体?
   6時から21時。100円。(町民浴場)
花岡温泉   伝説の共同湯『河原のゆっこ』。今なお語り継がれる「あそこは良かったよな〜」の代表選手です。浴舎取り壊しの後、その源泉を利用して出来たのが花岡温泉です。得てして作り直すと妙に立派なのが出来がちですが、こういう地区のニーズにあったほっとする浴場にしていただいたのは嬉しい限りです。
   6時から21時。200円。
湯の岱温泉   国道285号沿いにぽつんと建っている湯ノ岱温泉。かつてはここは鷹ノ巣町という町でしたがいつの間にか周辺と合併し、「北秋田市」に変わっていました。共同湯といって差し支えないシンプル且つかわいい大きさの湯船にはこれまた個性的な薄緑の濁り湯が注がれ、長湯向けの適温湯と相まって北東北でも高い位置を占める温泉となっています。
   10時から21時。300円。
さざなみ温泉   鷹巣のお隣の町だった合川町。ここも合併して北秋田市になっていました。さざなみ温泉は湯ノ岱温泉から国道を道なりに進み、途中直進して北秋田空港方面の県道325号に進み、空港付近で県道24号に左折、相川駅近くで県道沿いにローソンが見つかったらその隣にあります。こちらは純然たる公衆浴場ですが、逆にこぎれいさがちょっとぴんと来ないほどの激個性湯がざんざん注がれています。その湯は浴室一杯に漂う『アブラ臭』・『鶯色』・『なめると海水より塩辛いかも知れない味』と三拍子そろったものです。
   8時から22時。350円。
古苦竹温泉   八九郎温泉があることで有名な小坂町ですが逆にきちんとした入浴施設(内湯?)となると意外と数は少ないです。その貴重な施設の一つがこの温泉です。公営の温泉で、『あかしあ荘』といいます。湯は29度の冷鉱泉をあっためたものですがオレンジのような茶のような色になめると炭酸がはっきり舌に残るもので、浴感はきしきしする温泉です。
   10時から19時。275円。
四十八滝温泉   県道2号沿いで大館の市街中心部と小坂町の丁度中間に雪沢温泉の集落があり、ここに数軒の温泉施設があります。四十八滝温泉はその内の一つで老人福祉センターです。激安湯にしては湯量の掛け流し具合といい小細工のない湯船・浴室といい好感の持てる施設です。
   6時から21時。230円。
沼館温泉   マップ上で沼館の集落付近にありますがちょっとアプロウチがややこしく、国道7号の高架上のバイパスの下にありますので国道7号バイパスよりも大館駅前のジャスコ付近から沼館の集落へ向かった方がわかりやすいです。大館駅前の県道2号を沼館方向に直進すると7号線と合流する前に看板が出ます。温泉は夜向きのさっぱり湯で色つきの湯で個性的ですが公衆浴場として優秀だと思います。
   6時から22時。250円。
中野温泉   比内町の中野地区。県道22号を大葛温泉から北上するとだいたい東舘小学校の付近で川向こうに渡れます。川を渡ったら川に沿って田圃の中を南下する一本の立派な道を1〜2qで右。だいたいこの辺に公民館にしか見えない比内町高齢者生産活動施設が見えます。この中に中野温泉のポリバスが潜んでいるのです。秋田には公営の激安隠し温泉が多いですが、ここはその中でも特に隠し湯らしいところです。是非一度ご訪問下さい。
   13時ないし14時から21時。100円。
    (でも午前中からあいていることもある)
田代温泉   大館のお隣田代町の温泉。沼館と同じく夜向きのさっぱり湯で公衆浴場としては安価で優秀だと思います。 
   9時から20時。300円。
やたて温泉   昔は「赤湯」という名前だったそのものズバリのオレンジ色の鉄温泉。冷鉱泉を湧かしている加熱浴槽ですが、深山幽谷の周囲のロケーションと相まって、湯の濃さ、浴室のげろげろぶりには万人が合格点をあげることとおもいます。またこちら湯治宿として激安ぶりは群を抜いており、受付の表示では「素泊まり一人=2000円。二人=3500円」とありました。つまり当研究所の場合、奥さんと2人なら一人頭1750円?ということになります。驚異的な値段です。とにかくお勧め。
   6時から20時。300円。
   極上。お勧め。
日景温泉   やたて温泉からもうちょっと国道7号を大館方面に進むとあります。なりやさんに似たイメージの硫黄泉がたっぷり。(すみません、こちら宿泊利用したのですが、かなり昔なのでデジカメ画像がありません。よってアップにはしばらくかかります)
   8:30から20:30・400円
湯瀬温泉   当研究所のストライクゾ〜ンど真ん中の激安湯。わずか200円の入浴料に掛け流しのたっぷり湯がざんざん注がれ、更に風流な展望露天風呂まで用意されます。使いやすいシャワーは夜にもぴったり、更に木の桶でできた水風呂まであり、季節を問わず安心して温泉を楽しめる施設です。
   6時から21時。200円。
森吉温泉   当研究所高く評価する駅前温泉の雄。450円の入浴料に掛け流しのたっぷり個性湯が注がれ、更に汽車の音がリアルに聞こえる露天風呂まで用意されます。使いやすいシャワーは夜にもぴったり、シャンプーボディシャン完備、食事もとれます。季節を問わず安心して温泉を楽しめる施設です。
   10時から21時。450円。

   極上。お勧め。
森吉あゆの
里温泉
  秋田内陸縦貫鉄道第二の駅前温泉。非常にハイレベルの公衆浴場であり、郷土料理(鮎料理)が食せる旅館でもあります。
   6時から22時。350円。宿泊7500円〜。

そま温泉   秋田県が乳頭温泉郷と共に誇る山中の秘湯。卵臭がぷんぷんと香る極上湯がこれでもかと掛け流し。
   7時から20時。400円。

   極上。お勧め。

    

秋田県北東部エリア
鹿角・八幡平周辺など


  ゲキシブの温泉群がひしめく八幡平。有名どころばかりですが、いい物はいいという代表例の場所。でも当研究所好みの温泉は少ない。
共同湯を持つ温泉地
温泉地名 概要 共同浴場数
玉川温泉   もはや知らない人はいないのでは?という超有名温泉の玉川。「がん」に効く?という効能面でも有名な、濃〜い酸性泉、単一の源泉自噴量日本一。
   7時から20時。600円。
乳頭温泉郷   これまた知らない人は温泉ファンを名のってはいけない、日本一有名な秘湯。
後生掛温泉   東北の湯治温泉の中でも岩手の「鉛」や「大沢」「夏油」などと並ぶ超大御所。ちょっと鉄輪に似た雰囲気。様々な湯船が個性的。
   7時から19時半。400円。
蒸の湯温泉    この中では一番好きかも?。ほったらかし感たっぷりの露天風呂は明りがなく、夜は怖いほど。でもあの露天からの景色はすきだな〜。
   10時から15時。500円。



秋田県南部エリア
皆瀬村など


  山深いこのエリアは東京からはかなり行きにくい場所ですが、温泉ファンを惹きつける強力な吸引力を持っています。
共同湯を持つ温泉地
温泉地名 概要 共同浴場数
川原毛地獄   秋田県と宮城県の県境。皆瀬村の小安峡周辺は極上の温泉地エリア。そんな中川原毛地獄は本当は皆瀬村の目と鼻の先にあるのですが実は住所は湯沢市になるという全国でも希有な野湯地帯です。現世に出現した賽の河原のような広大な白き荒野に湧きいずる酸性泉がやがて峡谷となって谷を下る中を時に流の穏やかな湯溜まりを、時に落差10b以上にもなる湯滝をというように思い思いの入浴ポイントを見つけ利用しようと言うのが川原毛の最大の魅力なのです。あの川に浸かりたい。
    24H無料。
    (但し、入浴適期間は季節によって変動有り。
     概ね6月から10月頃までが適温ですが、
     年によっても変わります。)

    極上。お勧め。
泥湯温泉   おなじ川原毛エリアでもこちらはきちんとした温泉街を持つ、湯治と保養に適した2種類の温泉旅館があるユートピア。ちなみに川原毛地獄はこちらを目指してくるとたどり着けません。温泉街は個性的な3軒の旅館からなています。(データ不揃いのためアップには時間がかかります)
小安峡温泉   皆瀬村最大の温泉地。谷の両側に旅館が建ち並ぶといった趣の場所ですが、この谷自体が大噴泉という名前の源泉地帯となっています。東北でも3本指に入る極上の雰囲気の混浴共同湯とキャンプ場内に併設された爽快な林間の露天湯があります。
    10:00〜16:30/360円/とことん山露天風呂
    10時〜16時/150円/山神共同浴場

    極上。お勧め。
大湯温泉   小安峡温泉の一番南側に位置する個性的な一軒宿。内湯も魅力的ですが、露天及び「川湯」と呼ばれる天然の渓流風呂(本物の川の流れに98度の源泉が流れ込み湯温が40度前後となっている)が魅力です。夏を中心に利用出来ますので、出来れば川湯が利用出来る時に是非どうぞ。
    8時から20時。400円。(阿部旅館)
須川温泉   一関で国道4号から342号へ。栗駒を目指し秋田県にはいると同時にこの須川温泉があります。ちなみに須川高原温泉と須川温泉は秋田・岩手の県境ぎりぎりにあり、徒歩で行き来できる両旅館の間に県境が走っています。公共の温泉ですが、宿が建っている場所が素晴らしく、眺望絶景の露天に白濁の硫黄泉が掛け流し。
    
9時から18時。600円。(栗駒山荘)

    眺望絶景露天。


秋田県日本海北部エリア
能代市・男鹿町


  男鹿半島を核とする日本海沿いの北部エリア。しかし大潟村や五城目町の個性湯も光ります。秋田市周辺は平坦な地形が広がり旅の空にも伸びやかな空気が流れます。
共同湯を持つ温泉地
温泉地名 概要 共同浴場数
能代温泉   能代市の海沿いの温泉。国道101号を北上し、米代川を渡ったら左折します。ここには2軒の公営施設があり、ほぼ向かい合うようなポジションにありますが、管轄するお役所が違うのが笑えました。能代温泉は概ねたった一本の源泉から湯をひいていますが、浴場ごとに違いがあっておもしろく特に『能代市民保養所 ハマナス荘』はわずか250円の料金で国民年金保養センター能代より個性湯となっていてお勧めです。
    8時半から21時。250円。(ハマナス荘)

   極上。お勧め。
八森温泉   日本海沿いの秋田県の温泉の中で大定番となっている展望温泉。この秋田名物とも言える施設の一つがここ八森温泉「ハタハタ館」です。公営の温泉で、JR五能線の秋田白神駅の真ん前にあり、JR利用の方でも簡単に利用できます。展望湯には個性的な磯の香りがする薄〜い塩味の湯が注がれ、露天も付いて海満喫です。
   9時から22時。400円。
男鹿温泉   言わずと知れた秋田県の海沿いの名湯系の温泉。山の乳頭温泉郷や八幡平温泉郷と並び称される誰でも知っている有名温泉です。温泉街全体に所謂8湯に数えられる8軒の宿泊施設。公共の宿が1軒と公営の日帰り湯。男鹿温泉のコンプリートには10軒の施設に入浴が必要となります。東北でも屈指の名源泉の一つだと思いますので、当研究所の普段の嗜好とはちょっと離れていますが、お勧めします。
   極上。お勧め。
大潟温泉   秋田県の大潟村は一定の年齢の方には大変印象深い場所です。それはここには日本で琵琶湖に次いで2番目の大きさを誇る湖『八郎潟』があったからです。私は昭和39年生まれですが、我々の世代の小学校の社会科の教科書には必ずと言っていいほど大潟村(八郎潟を干拓して出来た自治体)の大規模農業を勉強する科がもうけてありました。減反政策に転じて久しい今の日本では全くぴんと来ない話ですが、そのような事があったのです。
  ここ大潟村にはそんな歴史の中で大きな展望浴場を持つ村営の『サンルーラル大潟』ホテルとその横に公衆浴場『ポルダー潟の湯』があります。どちらも同じ源泉を用いていますが、ホテルはなんと8階の展望大浴場に入浴でき、またポルダー潟の湯はどういう訳か同じ源泉なのにホテル側より更に濃い源泉を味わうことが出来ます。どちらもお勧めのこの施設あなたはどちらを選びますか?。
   6時から22時。300円。(ポルダー潟の湯)

   極上。お勧め。
天王町温泉   国道101号が日本海沿いに延び、その根本当たりにある道の駅「天王」。この中に天王町温泉くららがあります。ちょっとだけ料金が割高ですが、道の駅に車を止めて歩いていける上、この辺では比較的夜遅くまでやっている利便性にはかないません。加熱泉(源泉31度)ですが、全体に甘い薬品臭がする塩辛湯で塩分のためぬるぬるしています。触感は鹿児島のぼんたん湯に似た感じ。
   9時から22時。400円。
湯の越温泉   国道7号をJR八郎潟駅付近から五城目の役場前を経由して山方向へ。するとどこまでも平坦なイメージの大潟村からいきなり山の空気に変わります。国道285号から小倉温泉付近で県道4号に入ったところにあるこの温泉は、この界隈では大変珍しい真っ白な白濁泉で浴室には硫黄臭が充ち満ちています。
   9時から21時。300円。


秋田県中部エリア
大仙市周辺など


  大曲市は全国的にも有名な地名だったのですが、合併して無くなっていたのにはびっくりしました。この辺りは元々仙北・中仙など『仙』の付く地名が多かったので大曲の『大』と併せて『大仙市』としたのでしょうか。
共同湯を持つ温泉地
温泉地名 概要 共同浴場数
湯の神温泉   大曲の西方に湧く極上の湯治温泉。国道105号から県道30号を左折、湯の神台を目指してください。極上激安の湯治宿が2軒あなたをそこでまっています。
   2軒とも入浴のみ100円。お賽銭式。
   7:15〜21:00・神湯館
   8:00〜17:00・恵泉荘
     極上。お勧め。
大内温泉
楠の湯
  道の駅・JRの駅が同じ敷地内にある地元自治体経営ならではのコラボレーション施設。本来とても高い評価を下されるべきなのでしょうが、こちら消毒の加減を間違えており、残念ながら浴室も湯そのものも塩素臭がします。便利なのですがね〜〜。
    9時から21時。400円。
    塩素注意報!!
大森温泉
さくら荘
  大森町の役場そばの大森公園内にある温泉。公園内の温泉棟だけが見事な地形の小高い山のてっぺんにあり、施設からは思いがけない360度に近いまるで北海道のような眺望を望めます。浴室もそれほど個性湯ではないですが、眺望は抜群で特に露天風呂はすごいです。晴れた日には必見の価値有り。
    6時から21時。300円。

   眺望絶景温泉
角間川温泉
田畑荘
  大仙市大曲・角間川町。JRのいいずめ駅の西方に位置するこの界隈にあります角間川温泉。当研究所以前こちらの田畑荘へお邪魔したことがありました。今思ってもなぜ訪問したのか???だらけです。むか〜しの話のため、データも何もありませんが、湯はちゃんと掛け流しで悪いイメージではありませんでした。
仙北温泉
柵の湯
  史跡のそば故「柵の湯」という名前になっています。柵とは昔のお城のことで東北には大変多いのです。こちらの温泉は露天風呂が巨大で露天好きの方はいいのではないでしょうか。
    
9時から20時。400円。
中里温泉
ふるさと館
  ユニークな2カ所の入浴ポイントを持つ施設。後から新館を造り足したようなかっこになっていて、本館・新館ともに同一料金内で使えます。
    
9時から21時半。400円。
黒森山温泉
ユメリア
  クーポンで無料入浴しました。夜向きのさっぱり湯。残念ながらこちらも秋田特有の「掛け流しなのに塩素臭」でした。
    10時から22時。400円。
強首温泉   3軒の旅館からなる超個性的な温泉地。内一軒は離れた場所にあり、源泉からも距離があって、かなりひき湯となっているのに、なぜかそちらが由緒ある建造物の「日本秘湯を守る宿」となっているという「あのブランドも何なのだろう?」と考えさせられる温泉地でもありました。源泉に近い2軒の旅館は一軒が豪華系、もう一軒が湯治系よりで私は湯治旅館ぽいイメージの場所を選びました。
   営業時間不明・350円・おも観荘
   極上。お勧め。
平安幸せ温泉
花館バーデン
  名前から連想される通り、結婚式場の中の変わり種温泉。なんとあの有名な結婚式場「平安閣」の一階にあります。しかし湯は個性的でやや黄色みがかった塩味湯で甘い薬品臭が漂い、どういう訳かオーバーフローの床面は真っ黒になっていました。
    10時から21時。350円。


秋田県中部エリア
秋田市周辺など


  秋田市の市街地のまっただ中にある温泉に入浴する機会を得ました。まさかあんなに市街地にあっても塩辛い個性湯が湧いているとは思いませんでした。都市生活を送りながら温泉にも浸かれる場所です。ここは。
共同湯を持つ温泉地
温泉地名 概要 共同浴場数
秋田温泉   秋田市の市街地のまっただ中にある2つの日帰り湯。どちらかというと至れり尽くせりの癒し系レジャー温泉ですが、クーポンで無料だった上、意外と湯が個性的だったのでレポートします。
  8:30から22:00・520円・リラックス、秋田プラザ=520円。
岩城温泉
港の湯
  秋田市の南、国道7号沿いの道の駅岩城の温泉。正直たいして期待していなかったので嬉しい誤算でした。湯の個性もさることながら、海沿いの立地を最大限生かした浴場は内湯の展望部分、露天の開放感に黄色い極塩辛湯が加わって最高の気分です。お勧め。
    9時から22時。400円。
   極上。お勧め。
亀田温泉
伝衛エ湯荘
  道の駅岩城の南方を国道7号から341号へ。ほどなく亀田町の亀田城址にさしかかります。伝衛エ湯荘はこのお城の門の真ん前にあります。この温泉は以前は民営の湯治宿だったそうです。経営難に陥った時それを町が肩代わりし今に続くそうです。小さな共同湯のような湯船は料金の安さと相まって極上の雰囲気です。
    10時から16時。200円。

   極上。お勧め。
???温泉
風平荘

(廃止)
  こちらは上の伝衛エ湯荘と同じく岩城町の公営温泉でした。ただこちらは性格の違いから同じ公営でも「デイケアセンター」と共に歩んできたため、残念ながらそちらに吸収されてしまいました。
    この温泉は廃止された為、もう一般入浴出来ません。


秋田県日本海南部エリア
象潟周辺など


  鳥海山を介して山形県と県境を接する日本海側の南部エリア。守り神として鎮座まします「鳥海山」の優美な姿をどこからでも目にすることが出来るこのエリアには秋田らしい塩辛い(強塩泉)温泉が連なっています。(なお、象潟町・仁賀保町・金浦町は合併して『にかほ市』になりましたが、当研究所は紛らわしいのでそのまま表記してあります)
共同湯を持つ温泉地
温泉地名 概要 共同浴場数
象潟温泉ねむの湯
道の駅ねむの丘
展望浴場
  気分爽快な展望大浴場。道の駅の施設そのものが6階建てになっており、最上階も展望室として機能していますが、温泉も4階にあり十分な展望を望めます。こちら展望は浴室からは海原を、脱衣所からは九十九島を見晴らすことが出来ます。九十九島とは通常海に浮かぶ島の事ですが、こちら象潟(きさかた)では海が隆起したため、元々の島がそのままに、海底だったところが水田として生まれ変わり、夏には稲田の緑の海に、秋には稲穂の黄金の海に、冬には純白の海に浮かぶ九十九島となり、全国にもほとんど例のない景色を作り上げています。
  浴場としては朝やや遅いのが玉に瑕ですが、それを除けば道の駅にPしたまま徒歩1〜2分で即入浴できる利便性、個性的で薬品のような甘〜い香りのクリアーオレンジの強塩泉、使いやすいシャワーやアメニティ、水風呂と至れり尽くせりの施設・設備をもってこの料金は・・・・・・
  絶対にお勧めです!
    9時から21時。350円。

   極上。お勧め。
象潟温泉
サンねむの木
  人が一杯の道の駅に対してこちらは落ち着いた感じのこぢんまりしたホテルが受ける日帰り湯です。道の駅からここまで徒歩2〜3分。道の駅の湯は良くも悪くも個性的で塩分がとても強いので、肌が弱い人やべたつく湯が嫌な人には向きません。一人で浴室を独占したい方、さっぱり湯が良いという方はこちらをどうぞ。但し眺望は九十九島のみ、また塩素です。
    9時から17時。300円。
猿倉温泉
フォレスタ鳥海
  正に山深いそのものの場所。山を登って登ってやっとたどり着くイメージの先にはかなり大規模な公営の宿泊施設が出現し、「こんな山の上に?」という意外さもあります。浴室も露天風呂も静寂そのもので落ち着いた入浴が出来ます。
    8時から20時。500円。
金浦温泉
(廃業・2005.3.01)
  ハマナスから更にわずかに北上。国道7号を左折してから山方面に県道290号を走ります。そもそも国道7号に金浦温泉の看板が出ますのでそれに従ってください。海からほとんど離れていない場所なのに意外なほど山深い温泉には卵臭ぷんぷんの真っ白な白濁泉が湧き、浴室にも硫黄の香りが充満しています。この界隈では硫黄泉は珍しいので、貴重です。
    7時から21時。400円。極上。お勧め。   
     
残念ながら廃業したそうです。
はまなす温泉   ねむの丘からわずかに国道7号沿いに北上。海に面した国道沿いの右側の一段高い場所に立つ、宿泊も出来る公衆浴場がここハマナスです。贅沢にも3本もの源泉を使用した浴室は爆アブラ臭と激塩辛味の湯に満ち満ちています。源泉はブレンドされずに使われている浴槽が用意されており、それぞれに微妙な違いがあるのが良く理解でき、楽しいことこの上ありません。
    
7時から21時。300円。
   極上。お勧め。
独自源泉3本使用。
神乃湯温泉   仁賀保町にある超個性派の温泉銭湯。完璧な裏路地系で東北、特に青森にありがちな温泉公衆浴場とは一線を画する場末の港町の銭湯のようなイメージです。場所は非常にわかりにくく、国道7号から平沢海水浴場を目指し、海岸沿いの道の『潮の家』という食堂を探してください。この店の前にPスペースが3〜4台あり、この他には入浴のためにPはありません。この食堂の裏が神乃湯です。湯は冷鉱泉ですが、琥珀色の美しい湯で香りは油とも卵ともつかないもので塩味です。カランも源泉で之が一番濃い。
    
8時から22時。360円。
    
極上。お勧め。


現在入浴数
一般施設=およそ83軒 ジモ自家=6


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