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草津温泉

  恐らく普通にアンケートなどを採れば日本一に輝くであろう外湯の湯町「草津温泉」です。有名な湯畑は観光名所として扱われがちですが、あれ自体ものすごく大きな源泉で、自噴(汲み上げなくても自然に湧き出ている)の上、夏も冬も外気に晒しても温度低下を心配する必要がない自信の現れでもある場所です。また、温泉ファン以外にはあまり興味を持たれないでしょうが、わずか半径50メートルほどの中に、白旗源泉、綿の湯源泉など湯畑以外にも複数の源泉が自噴しています。湯畑周辺には足湯もあり、また湯畑を望むカフェや食事処、おまんじゅうなどのおみやげ物屋や24H無料で開放された数々の個性的な共同湯、何度宿泊しても全制覇は難しいであろう旅館群、有料ですがこれまた得難い特徴のある日帰り湯など、温泉ファンから行楽に訪れた方、癒されたい人、真剣に体質改善の為や病後の治療など湯治に励む人といった様々な訪問客のニーズに応える要素を幾重にも持っている希有な温泉が草津なのです。


草津温泉の歩き方
   草津温泉で真剣に歩き倒そうと考える方はためらわず道の駅に車を置きましょう。そして必ず道の駅で地図をもらっていきましょう。湯畑など温泉の中心まで徒歩で20〜30分かかるかもしれませんが、途中無料の共同湯やちらほら点在するお店などによりながら、実に楽しく到達することが出来ます。湯畑の周辺には白旗の湯、千代の湯、関の湯、凪の湯、煮川の湯、地蔵の湯などいずれ劣らぬ草津で一番人気を誇る共同湯の数々に入浴できます。時間のない方は直接湯畑に車で乗りつけ源泉閣横の有料Pに置きましょう。他に西の河原露天に入る方や大滝の湯に入る方、ベルツの湯に入る方、テルメ草津に入る方なども直接乗りつけられます。また最近、レトロな草津湯巡りバスが運行を開始しました。道の駅に車を置いて、バスに乗っていくのも選択肢の一つです。


味どころいろいろ
イタリアントマト 
カフェジュニア
 湯畑を望むカフェ。限りなくB級グルメで、本格的イタリアンのパスタなどが格安でいただけますが、コーヒー(特にカフェラテなどミルク系)は本当に美味でたっぷり。是非お寄りください。入り口入ってすぐ右の湯畑展望の特等席は大人気。
源泉閣  綿の湯源泉のお店。草津情緒を楽しみながら。
スーパーはりや  共同湯「千歳の湯」真ん前のスーパー。手作りのおにぎりが美味の上、ボリューム大。当研究所の台所です。
SAVE ON  あちこちにありますがただのコンビニと思うなかれ。地元の生活に密着したスーパー兼用のコンビニなので、自社開発製品で激安品が一杯。例えば、オリジナルアイスクリームバー(39円)、2gのペットのお茶(128円)など。
焼き肉 吾妻  湯畑を望む焼き肉屋。イタトマの前にあり、湯畑の坂下にある。TVなどにもよく出るこのお店は焼き肉だけでなく、焼き鳥などの串焼きも有名です。
キッチン どんぐり  テルメテルメの前のセイブオン横から湯畑方面に入ると徒歩でも3〜4分で到着する洋食屋さん。軽いランチにぴったりのリーズナブルで本格的な激ウマ料理をごちそうしていただけます。
中沢弁当  バスターミナルの「ホテル桜井」側の上手にあるお弁当やさん(スーパーもくべえ前)。草津には「ほっかほか亭」などがないので、コンビニ弁当一辺倒の車中泊派の方はお試しあれ。「のり唐揚げ弁当=500円」「牛丼=550円」などがお勧め。
そば処 わへい  信州そばもびっくりの激ウマ細麺の「おそば」の店。休日は12時頃にはもうすでに行列が出来ている人気ぶりでここの味の確かさが伺えます。
   
昼11時半〜 売り切れまで。(休日だと午後3時まではやってないと思います)
パン工房 銀亭  上述のカフェジュニアの一階のパン屋さん。色々な焼きたてパンがありますが、スティックデニッシュなる細い菓子パンがカフェジュニアのコーヒーとベストマッチ。また、パン食党の方には嬉しい「ハンバーガー」なども「卵・キュウリ・トマト」など具たっぷりで嬉しいボリュームです。シナモンスティック=60円。ハンバーガー=250円。



湯上がりそば
草津温泉街  わへい
  やっと草津でご紹介するに足るそばやと巡り会いました。温泉街の中にあるそば「わへい」です。場所は関の湯のそばで湯畑から徒歩3〜4分、あのほかほか温泉まんじゅうを路上で配っているすぐ横です。
   信州そばにも勝るとも劣らない麺とつゆが食せます。
   これでもりそば並、735円です。値段的にも十分標準的ですが、味は文句なしです。(唯一注文があるとすれば、大盛りを設定してないことでしょうか)
   そばはグレーな感じでバニラビーンズのようにつぶつぶとそばの皮が混ざっていて、そばの香りが最後まで失われません。つゆは江戸前の辛めのつゆに似ていて、かつおのだしがぶんぶんと凶悪に香りまくる、そばの強い香りとあっているものです。当研究所絶対の自信を持ってお勧めします。


キッチン どんぐり
  テルメテルメの前のセーブオンの右側には町営住宅に入っていく道が付いていて、この道を入って最初の角を曲がった所が「長栄の湯」なのですが、ここを直進すると数分でどんぐりの看板が見えます。普通車の方はP4〜5台可能ですので、そのまま入って大丈夫です。ちなみにこのまま湯畑方面に進むとそこは「長寿の湯」です。(こちらは車不可)
   この界隈では異色とも言えるモダンな外観のレストランですが、お値段は安心です。
   こちら看板メニューの「どんぐりハンバーグ」=1050円。下にチーズハンバーグが敷いてあり、上には野菜たっぷりの本格的ドミグラスソ〜スがかかっています。ライスは別で210円です。とにかく、ドミグラの味が濃くて、野菜もたっぷりおいしいというほか有りません。
   ピラフ(牛肉煮込み添え)=1150円。ピラフは洋食さんの真骨頂発揮で「毛がに」入りの柔らかサフラン味。牛肉は「トンポウロウ」のように見えるかと思いますが、こちらも洋食屋さんらしい「ドミグラ」煮込みで豪華な「ハヤシライスソース」がのっているようなイメージです。両方とも手軽な値段で、味はばっちり。ぜひ行かれてみてください。
  
11:30〜15/17:30〜21 水曜休


共同湯のコンプリート
   共同湯のコンプリート(全制覇)はかなり大変な作業です。それは2つの理由によります。

  
1.草津の湯はどの源泉をとっても日本でも有数の酸性泉です。草津温泉での受け売りのデータによれば、湯の中では細菌が死滅するのは言うまでもなく、投げ入れられたコインなども1円玉5円玉10円玉などみんな溶けてしまうそうです。で結局何が言いたいかというと、はしご湯していると肌が弱い人やお湯が合わない人は本気であちこち痛くなってくるということです。実際、当研究所の主任研究員はいつも4〜5軒まわったところで脇の下やふとももの間などがしみたり、ひりひりしたりしてきて、実際一回の滞在で共同湯全体の半分の数に当たる7〜8軒を連続で入浴したことはありません。(特にデイパックなどリュックサックに注意。肩のバンドにすれて結構来ます)

  
2.次に草津温泉のスケールの大きさがあります。18軒の共同湯は実に広範囲に点在しており、例えば、湯畑の周囲に宿をとり、そこから浴衣と下駄でからころ全部回ろうとしてもよほどの根性がない限り無理でしょう。(当研究所が野沢を草津より上に評価する理由はこれが大きいのです)また、軽自動車などのフットワークの軽い乗り物を用いたとしても長寿の湯、喜美の湯、白嶺の湯、瑠璃の湯、地蔵の湯などある程度の徒歩を強いられる温泉もあり、やはり大変です。
   
  このように遠くから見える方で一日で全部というのはかなりハードな湯巡りとなりますので、お覚悟のほどを。できれば宿を取り、前日と翌朝という風に余裕をお持ちになることをお勧めします。(連続して入浴する時は気に入った浴場で後ろ髪引かれてもせいぜい2回浸かったら次にいきましょう。一軒の入浴時間は合計で2〜3分が適当です)


源泉について
  草津温泉の源泉は湯畑ばかりが目立ちますが、少なくとも共同湯には5〜6は源泉が利用されています。湯畑以外ではまず白旗の湯です。湯畑の真ん前に別に四阿がかかって中を覗けますが、意外といつも人が少ないです。次に地蔵の湯、そして煮川の湯はそれぞれ専用の源泉が共同湯へ行っています。更には西の河原。これは主に巨大露天風呂に行っていますが、共同湯では唯一凪の湯が使用しているそうです。そして万代鉱の源泉があります。道の駅の裏手にある山には今は閉鎖された鉱山があり、そこから湧いている源泉と言われています。個人的な感想ですが私はこの万代鉱の湯が草津では一番肌にぴりぴり来るというかきついお湯だと思います。道の駅の横にあるつつじの湯は万代鉱よりの引き湯ですが、この共同湯に今まで数十回入ってみて、様々なコンディションでの比較をした上での奥さんとの一致した結論です。万代鉱の湯を引いている共同湯は複数あります。みなさんもお試しください。逆に一番肌に優しい湯は「湯畑源泉」からの直の引き湯です。これは『長寿の湯』『瑠璃の湯』『睦の湯』などがそうですが、実際一番肌にしみない優しい湯のような気がします。


 代表的な草津マップの一つです。以前はこの様な共同湯全部を書き込んだ物の方が少なかったのですが、 今は完璧に18軒載っているわかりやすいマップを町が用意しています。道の駅の案内所で共同湯18軒が全部のっている物を探してください。


草津温泉  共同湯
  草津温泉の共同湯は再三の記述通り、住民以外の方にも概ね24時間(一部入浴不可時間有り)開放されていて周辺(草津町以外)にお住まいの方が毎日の生活温泉に使おうとも、車中泊の方が数日道の駅に滞在しプチ湯治を行おうともあくまでも大切に使っていただきたいという地元の姿勢は変わりません。しかし、その中にも通常一般の銭湯や公衆浴場でのマナーを守ると言うことはもちろん共同湯ごとの約束があるところもあります。特に草津の場合、湯船が小さいところが多く、必然洗い場も狭いので、約束事をきちんと守らないと明らかに地元の方が不便を強いられていることがあります。代表的なのは共同湯によって地元の方の優先時間が設けられていると言うことと朝に清掃の時間があることです。道の駅最寄りのつつじの湯はでも夕方15時から翌朝10時までは地元の人以外は入浴禁止と書いてありますし、こぶしの湯などももう少し短い時間帯は短いですが同様です。どうも草津町以外にお住まいの方で毎日かもしくはそれに近く来てらっしゃる方の中にはこのルールを勝手に拡大解釈し更にそれを観光客に吹聴しているようなことを聞きます。基本的に草津の共同湯には選択肢(18軒もある)が多く、全部の共同湯が優先時間を設けている訳ではないので、やはり指定された時間はさけて、入浴に時間制限のない共同湯にまわった方がよいのではないでしょうか。
浴場名 概要 清掃時間 ジモタイム
つつじの湯   一応道の駅から近い順に並べてみました。つつじの湯は道の駅から徒歩2〜3分の距離にあり、当研究所はいつも道の駅に移動研究室を駐車し、まるで我が家のように利用させて頂いています。湯船はつるつるのコーティングがしてあるコンクリート製のもので実に落ち着くいい湯です。草津で最も個性的な暴れん坊源泉「万代鉱の湯」を引いています。 なし 15時〜10時
(一般入浴時間=10:00〜15:00)
喜美の湯   隠し湯あるいは裏路地系の湯の中で草津で三本指に入る喜美の湯です。共同湯のコンプリートを目指す方以外はほとんど旅行者が来ないような佇まいです。当研究所ではここか凪の湯を隠し湯ベスト1にあげます。 9時〜 なし
千歳の湯   スーパーはりやの真正面にある千歳の湯。ここもつるつるコーティングです。おもしろいのは湯船の中に高さ調節のヘーベル材が入っていること。何のための物なのか未だわかりません。でも、この上に座るとお尻の座りがいいです。 9時〜11時 なし
瑠璃の湯   ここもあまり旅行者の人通りはなく、ひっそりとしています。スーパーはりやから下り坂を直進し、湯畑方面に進むとやがて左手にあります。意外に湯船が大きい反面、洗い場が小さくなっています。また、湯船の三方が壁になっており、圧迫感があった方が小さいフロらしくて狭くて落ち着くという方にはお勧めです。またこちら湯畑源泉を使用しており、他とは異なったマイルドな湯浴みが出来ます。 9時〜 なし
白嶺の湯   ここもあまり旅行者には縁がない所です。私は静かで気に入っています。スーパーはりやを右折し、国道292号の尻焼温泉方面に進むとやがて巽の湯にいたりますが、ココまで来ると来すぎです。途中セイブオンがありますが、その手前を探してみてください。細い路地を左に入った場所です。見つけにくいです。 火木土のみ
10時〜
なし
巽の湯   18の共同湯中最大の湯船の巽の湯。湯畑の周辺を除けば草津を代表する共同湯の1つです。立派な無垢材を使用した湯舟の縁は肌触りが心地よく、旅館のお風呂のようです。 非公表(多分朝) 15時〜21時
翁の湯   結構な坂の途中にあり、徒歩でも大変、また路駐も難しいという翁の湯です。ぴかぴかの設備で湯船も大きく無料なのが申し訳ないくらいです。ホテル桜井の裏手になります。温泉街の喧噪を一歩出たところにあり、静か。お勧め。西の河原Pに車を停め、坂を下った後湯畑方面に行かず、そこから上り坂を上がるとほどなくあります。 7:30〜9時 なし
白旗の湯   固定ファンナンバーワンの白旗の湯。源頼朝発見とも伝えられる白旗源泉を注ぐ唯一の共同湯で草津では珍しい白濁の湯です。いつも我慢大会のような熱さの湯が出向かえてくれます。源泉がすぐ目の前にある源直の湯でもあります。 なし
営業=
5時〜23時
なし
地蔵の湯   固定ファンナンバーワンの座をつかんでいた地蔵の湯が平成18年4月に完全リニューアルしました。新しい浴舎は草津では白旗とココにしかないという脱衣所一体式の浴室で別府を思い出す施設となっています。草津の湯の特性(強酸性)から釘を一本も用いない木の洗い場や湯舟や湯小屋は見ているだけで感心する芸術品です。相変わらず目の前で自噴する地蔵源泉は健在でその源泉の横にあったはずの旧浴場跡地は今はPとなりました。(普通車4〜5台P可)また、千代の湯と並んでこれまた草津伝統の入浴法にして湯治療法の「時間湯」も健在、以前からするとかなり大きな建物となりました。時間湯と普通湯の双方に湯気抜きの三角屋根が並び立ち、美しい造形を醸しています。ただ、新しい湯舟は温度調整が一切出来なくなってしまいました。(他の浴場は源泉のカランの調整が出来ます)。当研究所は実に適温と思いましたが、「ぬるくなった」ので地蔵の湯は変わってしまったという方もいらっしゃるようです。 なし

営業=
8時〜22時
なし
関の湯   巽の湯に対して草津最小の共同湯。湯船も洗い場も大人一人サイズ(せいぜい二人)で他に入浴客がいないときは本当に落ち着く空間です。当研究所はあまり温泉の知識がない頃は、ここばかり入っていました。(草津の原体験もここです) 表記なし 18時〜22時
凪の湯   関の湯の斜め前辺り、おまんじゅうやさんの裏へ路地を入っていくと見つかる、喜美の湯と並ぶ裏路地系の凪の湯です。ここは、ちっちゃな湯船も洗い場も全て木でできていて本当に肌触りが気持ちよく、やや薄暗い感じも相まって一度入ったら出たくなくなる空間です。お勧め。 表記なし なし
千代の湯   湯畑の真ん前にあり、白旗の湯と共に草津の中心に据えられた共同湯。地蔵湯と並ぶ「時間湯」を実施している共同湯です。また、この共同湯のみ湯小屋の前に湧水が出ており、一息つくには絶好の場所ですし、車中泊の場合にもここで水を汲んでいくと後でいろいろ使えます。 表記なし なし
煮川の湯   ここも固定ファンが多い共同湯です。だいたい共同湯の人気ランキングは『白旗』『地蔵』『煮川』のどれかがナンバーワンで落ち着くのではないでしょうか。草津では最も風情がある湯小屋だと思います。中も全て木でできていて、すばらしい共同湯です。ただ、どうしても有名な共同湯のため比較的落ち着かないことが多く(入浴客がとぎれないので)、また、行きにくい場所の為当研究所ではあまり利用しません。 表記なし なし
長寿の湯   湯畑からは煮川の湯の湯小屋に向かって左側の坂を上がってまっすぐ行くといけます。どちらかというと長栄の湯方面に車を止め、そこからアプローチした方が便利だと思いますが。ここは周囲は住宅で、生活温泉に入ると思います。 なし

営業=
8時〜22時
なし
長栄の湯   草津ではどちらかというと観光色がない生活温泉に属する共同湯。元は町営団地の中にある公民館温泉なので、「町営の湯」と言いました。(公民館は現在も活きています)最近中が白く塗り替えられ名称変更されました。しかし名前を変えるだけでなく、観光を盛り上げようと言う雰囲気が伝わります。 8時半〜11時 なし
睦の湯   巽の湯の先で旅館つつじ亭の前を進行右手に逸れるように横道に入るとすぐ右にある共同湯。比較的大きめの建物で天井も高いゆったりとした共同湯です。 9時〜11時半 15時〜21時
恵の湯   睦の湯の先、住宅街の中に埋もれた寂しい感じの共同湯。この恵の湯と長栄の湯・次のこぶしの湯が一番地元の生活に根ざしていて、観光色がほとんど無いと思います。 なし
こぶしの湯   巽の湯の先へ国道沿いに六合村方面に歩を進め、長い下り坂を下って草津のエリアから出てしまうくらいの処にできた一番歴史が新しい草津18番目の共同湯。草津では唯一箱庭付きの共同湯で、窓を開けながら風を受けて入るとまるで旅館の内風呂のようです。ここをナンバーワンに推す人も多くいます。 9時〜11時半 15時〜21時
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   湯畑です。集まった湯が木の樋で集められます。ここから湯ノ花をとっています。
こんこんと湯が出ます。 上の画像逆からです。
  上:美しい色です。なぜかこの色が共同湯には出ません。   下:湯畑から湯もみ踊りの熱の湯と白旗の湯方面です。
温泉街の風景
  足湯も改装されました。新しい足湯はすのこが竹です。
以前はこの様に板葺きでした。
   綿の湯源泉です。これが使用されている共同湯はありません。湯畑前の源泉閣のお店の床下が源泉です。









源泉閣です。食事やお茶に使ってください。










下:秋の草津。

紅葉の美しさは日本でも有数です。


※ツツジの湯は改装しました。現在は外観が変わっており、
また入浴時間は朝10時〜午後15時までと短くなりました。

つつじの湯
  夏のつつじの湯です。花の赤がきれいです。
  晩秋のつつじの湯です。こんなジモみたいな湯が施錠されておらず昼間の5時間ほどとはいえ、無料です。恐るべし草津。これだけの数の共同湯を開放している温泉は日本でここだけでしょう。湯気がいかにも郷愁を誘います。
   本当はこういう表記なのですが、なんとなくいかめしい(髑髏という字を連想します)ので勝手にひらがな表記を使っています。


喜美の湯

 左:路地裏系の湯、喜美の湯です。この左手の建物が文京区の公民館。突き当たり左が喜美の湯です。
                                     下:美しい造形の喜美の湯です。手前の部分は水洗便所になっていていざというときは本当に助かります。
  斜めからだと以外と手前の部分が長いのがわかると思います。
  湯船です。右奧に少しだけ木の縁がありますが、これが実にヒットで、湯船を横にして体を預けると足がぴったり段差の下に来ます。すると反対側では丁度の高さに頭が来てこの木の縁が枕代わりになってリラックスというわけです。ここはいいです。


千歳の湯
  スーパーはりや の前、千歳の湯です。前部分が月極有料Pになっていて、大通りからばっちり見えて見つけやすいです。
  草津の共同湯はどこもこの様に最低限のカラン以外は何もないです。正に王道を行く共同湯群。湯船に新鮮なお湯が常にたっぷりあればいいのです。
  右の底に見えるグレーの物体が謎です。ここは深いので段差のつもりなのでしょうか。しかしそれなら入浴する側(左)にもほしいと思うのですが。
   ユニークな形で威容を誇る湯小屋です。


瑠璃の湯
  以前は左右に建物がありもっと、秘湯感があったのですが、なんとなく寂しい感じになってしまいました。     ここは本当に地味な共同湯です。様々な方がHPに載せていますが、ここが一番という人もあまり見ませんし、メディアの扱いも小さいです。しかし、当研究所は静かなところが好きなので、かなりランクは上です。


白嶺の湯
  こちら白嶺の湯は車の場合、流れがかなり速い道沿いの小さな路地を曲がったところにあるので、初めてこられた方は発見にかなり手こずることでしょう。   何度も書いていますが、草津ではこの様にコンクリートにコーティングが施してある浴槽がとても多いです。やはり長い間の知恵で、酸性泉に強いのでしょうか。しかしこのシンプルさ。湯が汲みやすい高さも入浴したときの爽快感もなんもかんもいいです。


巽の湯
  国道292号で六合村に向かう途中には、白嶺の湯、巽の湯、睦の湯、恵の湯、こぶしの湯と並んでいますが、国道に面しているのは巽とこぶしの2つだけです。中でも巽はバス停まであります。
上は秋の巽の湯。 下は夏の夜の巽の湯です。
巽の湯は草津の共同湯で最大の湯船です。 水洗便所も付き、脱衣所も大きく便利です。


翁の湯
  位置的には比較的利用しにくい位置の翁の湯です。ここは立て直したばかりなのかとてもきれいです。湯船は三方が壁になっていて何となく圧迫感があります。当然静かなことが多いです。
坂の途中にあり、この坂を下っていくと、草津ホテルの前に出ます。 ぴかぴか
再訪しました
  一番最後まで残っていた「翁の湯」でしたが、ここもやっとものにできました。   運が悪い浴場ではいつも人とバッティング、そういう時に限って、奥さんが一緒なので人が出ていくまで待てないと言うタイミングなのです。


白旗の湯
  白旗の湯源泉です。湯小屋の左、2〜30メートルの所にこの煮えたぎる源泉があり、にじむように湯が湧いているのを目で確認してから入浴できます。源頼朝発見と伝えられます。とすれば間違いなく800年以上の歴史があることになります。
右が女性    湯小屋です。左右非対称でユニークです。左が男湯です。塔のように見える処の下が湯船になっていて、一枚下の画像がそれに当たります。
  これが塔の下です。酸化するのでしょうか、ここの湯船は灰色です。   基本的に激熱の事が多いです。また、白旗の湯は一応夜23時までと歌われています。
   また、この白旗の湯は草津の共同湯の中では唯一独立した2つの湯船を持っています。こちら2つ目の湯船ですが、色が違います。   草津らしい全て木の肌を感じる作りですが、これだけ広い床だと旅館顔負けです。
再訪しました
  草津に通って10年以上?やっと白旗で画像が写せる状態にまで、完全貸し切りになりました。(今までも人がとぎれたことはあったのですが、三脚を出していると人が来るという感じで・・・)   今まで平日に来ても運悪くだめなことばかりで、この画像撮っている間は、にやにやしっぱなしでした。


地蔵の湯
   地蔵の湯です。時間湯が今でも行われ一般の観光客でも時程と予算、本気の湯治の人の妨げにならなければ、体験できるそうです。要予約    これは裏側で、地蔵源泉の方に立っています。
    湯船は割と年季の入った物ですが、他の共同湯に比べると石やタイルを使っていて、草津では珍しい方です。


  表側です。左が男湯。
地蔵源泉です。
   にじむように湧いています。
自噴している源泉が町中に普通にあるのが草津のすごさです。 熱そうです。
※この湯舟は平成一八年三月に廃止されました。現在は全く趣の違う木製の湯舟になっています。


再訪しました
新地蔵の湯
  新築されてから様々な評判を聞いていた地蔵の湯に再訪しました。(いや初訪か?)正直新しくなってどうだろうと思っていましたが、杞憂でした。全く以て旨く作るものだなと感心してしまいました。美しい木の造形は2つ並んだ三角屋根の対比が妙 味を醸していて、機能的でもあります。手前が「時間湯」、奧が「普通湯」で、男湯は右側の戸です。今普通車が止まっているのが旧浴舎跡、下の画像は源泉の背後からの構図です。この形が三角屋根も2つも写り、一番絵になるかな?と思います。
  上:夜深い霧に煙る地蔵の湯です。ただ今23時50分。最後に貸し切りになり、思う様撮影大会、今は男湯は無人であります。

  左:入り口。大きな屋根がかかる形になっています。
  突き当たりを左に見たところ。今男湯の戸の前に立ち、女湯の戸(右)と時間湯の入り口(左)を見ています。
  そして突入。なんと草津では白旗だけだった脱衣所一体式の浴室です。それも完全な「別府スタイル」。
  脱衣所から脱衣床、洗い場まで全て木でできているというのは恐らく今は無き、別府の地蔵泉でも無かったことです。

  下:地蔵の湯全景。
  前述の通り、温度調節が利かないタイプの源泉口となりました。白旗や煮川のような「激あつ湯」がお好みの方にはもうマイベスト足り得ませんかも知れません。   霧がものすごく深く、湿気が多かったので、どれも今ひとつの仕上がりでした。カメラのモニターではいい感じだったのですが。


関の湯
  おみやげ物屋が並ぶ、狭いとおりにさりげなく存在し、意識しなければ共同湯とわからない、小さな小さな関の湯です。   両側に背中合わせに入り口があり、手前に見えるのが男湯です。
  湯船もちっちゃく、洗い場はもっと狭いです。   湯がきらきらしています。溢れている湯から察してください。
再訪しました
  上の画像はオーバーフロー状態は最高なのですが、もう一つ気に入らない状態でした。   今度のは、構図は良いのですが、なぜかオーバーフローは写らず。旨くいかないなあ。 


凪の湯
  ほんとの路地裏、凪の湯です。この状態でもあまり日当たりは良好でないのですが、更に半地下と来ています。 階段を下りて、行くのです。
上:扉が下に見えるのがわかりますでしょうか。



左:名前の由来が知りたい凪の湯です。
  下  このちまっとした感じがいいのです。 西の河原源泉を味わってください。 暗いなあ。
再訪しました
  今までもう一つ条件が良くなかった凪の湯でやっと入浴画像をとれました。   今までも何回か貸し切りになったことはあったのですが、何となく気に入らなかったのです。


千代の湯
 湯畑を中心にして白旗の湯と千代の湯は真正面に対峙しています。   どちらも湯畑最寄りの共同湯と言うことになります。 
  はしご湯にこの水は本当にありがたい。旨くここに戻ってくるようなプランを立ててしまったりします。(この隣がカフェジュニアです。つめた〜いカフェラテの誘惑もあり) 
   草津伝統の時間湯はここと地蔵湯にしかありません。
  湯船は特に特徴ある物ではありません。   ここはぬるいことが多いです。加水されまくっているからです。


煮川の湯
  独自源泉共同湯のおおとり、煮川の湯です。ここも固定ファンが多くナンバーワンにあげる人も少なくありません。   ここは一般受けも良く、比較的混んでいることが多いので、逆に当研究所はあまり近寄りません。
  一番激熱である確率が高いのもここの特徴です。訪問される方、ゆめゆめ入浴前の『ちょっと手をつけてみる』をお忘れなさるな。
ここも全部木です。 美しい。


※長寿は湯は建て直されました。下の画像の湯にはもう入浴できません。

長寿の湯
   煮川の湯から左に見えている坂を上がっていくと、じきにここに着きます。湯上がりのしかもはしごの後ならば、この坂は本当にきついことでしょう。   周囲は本当に普通の家です。完全に温泉街からは外れています。
  長寿の湯では洗い場全体をすのこで覆っています。 この使い勝手はすばらしく良いです。


長栄の湯
  久しぶりに「町営の湯」に来てみると名前が変わっていました。正確には漢字を変えていました。
  長栄の湯は町営団地の中の公民館に併設された全く観光とは無縁の共同湯なのですが、自治会の方は結構満足げに「いい名前になっただろう?」と私に言いました。
  このようにやや観光客への受けも考えるようにしているようです。実際地元の人から聞いた話です。
  草津ではここにしかないくみ上げ式の洗い湯です。煉瓦の切れている所に座り体を洗うのですが、石けんは効かないし、体をこすると痛いし、地元の方も使っているのでしょうか。
  中も完全に塗り替えられ、以前はかなり暗い感じ(石が地肌のままだったような)でしたが、真っ白のペンキで塗りたくってありました。   なぜか、子供に異様になつかれてしまい、ことごとく写真に入られてしまいました。どうも、湯船の中で記念写真を撮っているのが珍しかったみたいです。
ちなみに中央のボトルは水鉄砲です。   この子達は一人はこの団地の子、一人はスキー場の息子で小学校の同級生らしいです。子供だけで共同湯に来るのはほほえましいですが、一旦入浴が終わって二人で脱衣所でゲームボーイをしていたのですがカメラを見て再突入、大騒ぎでした。


睦の湯
  秋の睦の湯。睦の湯は旅館つつじ亭の前を少し入ったところです。   天井が高く、入浴していて気持ちがいいです。
  暮れなずむ睦の湯です。
湯船はコーティングタイプ。   ここは天井が高く、開放感があります。


恵の湯
  暮れなずむ恵の湯。この辺は本当に寂しい地区です。ちなみに昨年(平成16年)この共同湯の前の家が、土地と家屋付きで売られていました。590万円で土地40坪だった気がします。本気で購入しようか迷いました。(当研究所の移動研究室と同額なのです)
  中は意外な木造です。
秋の恵の湯。曇っているのでかなり寒々しいです。 人が少ない。
  この床はいかにもな滑り止めが着いていますが、実は当研究所の経験では一番滑ります。ご用心を。 恵は静かです。落ち着きます。



こぶしの湯
   秋のこぶしの湯。草津町内にありながら、温泉街とも住宅地とも無縁の所にあります。

  草津の紅葉は時に素晴らしいコンディションのことがあり、うれしいおまけが付きます。
   夜のこぶしの湯。夕方から21時頃まで地域住民専用時間となりますが、ここは草津で唯一と言っていい、車で乗り付けられる共同湯なので、寝る前によく来たりします。
   とても無料の場所には見えません。
  こぶしの湯は贅沢にも箱庭付き、小さくて落ち着く上、窓を開けて風を入れることができます。 素晴らしい!!
  夏のこぶしの湯。何度来たかわかりませんが、やっと貸し切りになり、一人で写せました。
  中央の塀で囲まれた部分が浴室の箱庭です。



番外
熱の湯
  草津には有名な湯もみ踊りを見学できる熱の湯という場所があり、ここは入浴用ではなく見学用に使用されています。しかし当研究所以前入浴のイベントに参加することが出来、念願だった入浴を果たしました。   熱の湯は以前は共同湯として使用されていました。千代の湯前にも廃止された共同湯の跡地がありますが、やはり長い歴史を刻む草津の中でもいろいろなことがあったのだなと感慨深いです。 


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